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アッシジの旧市街は、鉄道のアッシジ駅と離れているため、他の町からアクセスする場合は、鉄道→バスの乗り継ぎが必要になります。

アッシジへ行く旅行者のほとんどは、ローマかフィレンツェからアクセスすると思います。

ローマもしくはフィレンツェから、鉄道でアッシジ駅へ行き、アッシジ駅から旧市街へバスで行く方法をご紹介します。

まずは鉄道のアッシジ駅へ行こう!

アッシジ駅

ローマからアッシジ駅へ行くには

ローマのテルミニ駅から、アッシジ駅までは、直通の急行電車、レジョナーレ・ヴェローチェ(RV)を使って、2時間前後です。運賃は€10.4。

利用するRVによって、2時間以内で行ける場合もあれば、2時間10分程度かかることもあります。

直通のRVは、一日に4本程度あります。

直通でなく、Folignoという駅で乗り換える電車は、多数あります。直通とそれほど所要時間は変わらないので、乗り換えの電車でもよいですが、直通の方がやはり楽ですので、できれば直通電車を使いましょう。

また、本数は少ないですが、全席予約の直通のIntercity(IC)も走っています。ですが、この区間のICは、運賃が倍以上になる割には、所要時間はほとんど変わらないので、あまり利用価値はないと思います。

フィレンツェからアッシジ駅に行くには

フィレンツェのサンタ・マリア・ノヴェッラ駅から、アッシジ駅までは、直通のレジョナーレ・ヴェローチェ(RV)を使って、2時間半強です。運賃は€15.7。ローマからの方が、やや所要時間が短いです。

直通のRVは、一日に4~5本です。

フィレンツェから行く場合は、直通でなく、乗り換えが必要な電車を使うと、乗り換え回数が多く煩雑になります。時刻表を事前に調べて、直通電車を利用しましょう。

Trenitalia(鉄道)のサイトで時刻表検索ができます。

アッシジ駅の切符売り場が閉まっているときはどうする?

アッシジは、世界的な観光地なのですが、周辺のウンブリア州の町と同じように、鉄道駅の切符売り場が閉まっている時間が長く、日曜日、平日でも昼休みや夕方は閉まっていることがあります。

その場合は、自動券売機を使って切符を購入できますが、駅に併設しているバールでも、近距離の切符なら購入できます。少なくともフィレンツェくらいまでは買えるようでした。

駅の切符売り場でもらえる切符よりも、一回り小さな切符が出てきますが、この切符も刻印が必要なので、気をつけましょう。

イタリアの鉄道に関するノウハウ記事はこちら

鉄道アッシジ駅から旧市街のアッシジへ行こう

アッシジ道案内

鉄道のアッシジ駅と、旧市街のアッシジは5㎞ほど離れています。

また、鉄道駅は平地にありますが、旧市街は山の中腹にあります。駅から旧市街へは上りになるため、バスを使ってアクセスするのが一般的です。

バスでアッシジ駅から旧市街へ

アッシジは、巡礼地・観光地として著名な町ということもあり、駅から旧市街へのバスは、便数が多く利用しやすいです。

路線名「C」というバスが、アッシジ駅と旧市街を30分おきくらいに結んでいます。所要時間は10分ちょっと。運賃は€1.3。車内でも切符を買えますが、車内で買うと€2と割高になります。

このバスは、イタリアの鉄道最大手トレニタリア(Trenitalia)のバス事業である、「fs busitalia」のサイトで時刻表を見ることが出来ます。

時刻表が掲載されているのは、ウンブリア州の市バスのページです。Assisiををクリックすると、PDFファイルが出てくるので、「Linea C」の時刻表で確認してください。

アッシジのバス時刻表

時刻表の見方はそれほど難しくありません。「Feriale」は平日(土曜含む)、日曜・休日の時刻表は「Festivo」です。

鉄道駅は、上から4つめの「ASSISI STAZIONE」(アッシジ駅は始発ではありません)。鉄道駅のバス停は、駅のすぐ目の前にあります。

旧市街での終点は、町の高い位置にあるマッテオティ広場です。

サン・フランチェスコ教会に行くには、終点でなく、ウニタ・ディタリア広場で降りた方が近いです。ウニタ・ディタリア広場で降りたい場合は、たくさんの人が降りるので心配はいらないですが、念のため運転手さんに確認しましょう。

 日曜日のバス移動には注意が必要!

アッシジ駅とアッシジ旧市街を結ぶバスは、日曜日でもたくさんいるのですが、注意したいのは、バス切符を販売しているお店の多くが、日曜日は閉まってしまうことです。

日曜日にバスを利用したい場合は、前日までに切符を購入しておくと安心です。

タクシーでアッシジ駅から旧市街へ

私は、実はアッシジに行く前日に発熱してしまいまして、かつ、アッシジ駅に着いた瞬間に雹が降り出したので、姉が私を心配して、駅から旧市街までタクシーを利用しました。

料金は€12くらいでした。

アッシジは坂の多い町なので、ウニタ・イタリア広場や、マッテオティ広場など、バス乗り場から遠いホテルを予約していて、人数が多い場合は、タクシー利用もありだと思います。

徒歩でアッシジ駅から旧市街へ

アッシジ駅から旧市街へは、上り道を1時間ほど歩きますが、歩く強者も結構いるようです。まあ、聖地には歩いて行きたい!という気持ちはわからないでもないですが。

ただし、バスは結構便数が多いですし、運賃も安いので、ココは体力を温存して、取っておいた体力で、ロッカ・マッジョーレ(パノラマスポット)に上ったり、カルチェリの庵まで歩いたりするのが賢い選択だと思います。

ペルージャからはバスで行くべき?

ペルージャ駅

アッシジの隣町ペルージャからアッシジに行くには、ペルージャも鉄道駅から離れている、アッシジも鉄道駅から離れている、ということから、ペルージャとアッシジの旧市街どうしを結ぶバスを利用する方がいいという考えもあります。

上記の、アッシジの鉄道駅と旧市街を結んでいる「fs busitalia」の、007番というバスが、ペルージャとアッシジの旧市街を結んでいます。

しかし、このバス、ペルージャとアッシジは隣町なのに、ちょっと回り道をするみたいで、55分もかかります。

ペルージャもアッシジも、鉄道駅が旧市街から離れてはいますが、どちらも駅と旧市街を結ぶバス(ペルージャは無人のミニメトロ)が頻繁に走っているので、鉄道移動の方が便利な可能性もあるんじゃないかな、と思っています。

ペルージャはね、そのうち行こうと思っていますので(悲願)、実際に行ってから、またご報告致します!

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