【目次】
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フェラーラには、「MyFE」という、観光共通カードがあります。
フェラーラ内の観光名所が無料入場になるほか、宿泊税免除や、交通の割引があります。
「MyFE」はお得なカードか、どのように使いこなせばよいのか、私の経験をもとに解説します！
「MyFE」で無料となる観光名所は？
フェラーラの「MyFE」を購入すると、フェラーラ内の、ほぼすべての観光名所は無料入場できます。
エステンセ城、カテドラル博物館、スキファノイア宮殿、コスタビーリ宮（考古学博物館）、ディアマンティ宮殿（国立絵画館）などなど、すべて無料です。
フェラーラで観光客が入場する観光名所は、上記に加えて、無料入場できるカテドラル、コルプス・ドミニ修道院といったところですので、「MyFE」を持っていれば、フェラーラのほとんどの観光名所に入れます。
ちょっと不明だったのが、エステンセ城の塔の入場。
エステンセ城の塔に上るには、エステンセ城の入場料に€2が加算されます。もしかしたら「MyFE」所持者でも、この€2は必要になるかもしれません。私は塔に上らなかったため、未確認情報です。
「MyFE」の種類
「MyFE」は3種類のカードが発行されています。
2日間有効 €12
3日間有効 €14
6日間有効 €18
宿泊税が無料になる適用ルールは？
「MyFE」の大きな特典のひとつが、フェラーラ市内のホテルの宿泊税が免除されることです。
宿泊税が無料になる宿泊日数は、何日間有効のカードを購入するかによって違います。
€12の2日間有効カードは1泊分、€14の3日間有効カードは2泊分、€18の6日間有効カードは5泊分の宿泊税が無料になります。
有効日数から1を引いた数の、宿泊分の税が免除になります。
「MyFE」での宿泊税免除を受けるためには、支払いの際に、ホテルのフロントで「MyFE」を提示します。
支払いが終わるまで、「MyFE」をなくさないように気をつけましょう。
空港バスが割引になる
「MyFE」カードを持っていると、フェラーラ市内と、ボローニャ空港をダイレクトで結んでいる、空港バス「BUS&FLY」を10％引きで利用できます。
「BUS&FLY」について、詳しい記事はこちら→フェラーラへの行き方！ボローニャ空港からのアクセス方法も！
市内バスはフリーパス・割引にならないので注意！
さて、これが「MyFE」の最大の短所なのですが、「MyFE」カードでは、フェラーラの市内バスの乗車は無料になりません。
さらに、空港バスは割引になるのに、市内バスは割引料金にもなりません。
フェラーラは、鉄道駅と中心部が2㎞ほど離れているため、駅からの移動に市バスを使うこともありますが、その際に、「MyFE」カードで乗車できず、そのつどバス切符を購入するのは、面倒に感じました。
「MyFE」提示でタクシーは割引になりました
「MyFE」カードで、タクシーが割引料金になるかどうかは、MyFEの公式サイトに記載がありません。
ですが、「MyFE」購入時にもらったパンフレットに、「Reduced rate taxi fare」という記載があったので、タクシーに乗った際に、「MyFE」を提示してみました。
すると、タクシー料金を10％ディスカウントしてもらえました！
タクシーに乗車する時には、「MyFE」を提示して、割引価格で乗りましょう！
「MyFE」はお得なカード？
「MyFE」は、市内バスに乗る特典がないことをのぞけば、宿泊税免除というメリットもありますし、お得に使えるカードです。
エステンセ城（€6）＋カテドラーレ美術館（€6）＋ディアマンティ宮殿（€6）＋スキファノイア宮殿（€3）＝€21なので、この4つの見どころに入るなら、6日間カードでも元が取れます。
フェラーラには宿泊しないという人にも、エステンセ城と、もう一つか二つの観光名所に入るだけで、2日間券の€12の値段は超えますので、利用して損はないカードです。
