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フェラーラをお昼過ぎに歩いていると、大勢の人が並んでいて、ものすごく繁盛しているレストランを発見!
お店の名前を見てみると、CREA Traveller (クレア・トラベラー) 2014年10月号 に掲載されていた、「Trattoria da Noemi」でした。
こんなに人気なら、ぜひ食べてみたいな…と気持ちが沸いてきて、その場で、その夜のディナーを予約。
しかし、人気すぎて予約枠がほとんどなく、夜10時からしか予約できませんでした。
かなりホテルに帰る時間が遅くなるけど、中心部の明るい通りにあるホテルだから大丈夫だろうと、思い切って予約しちゃいました!
その「Trattoria da Noemi」のグルメレポです!
「Trattoria da Noemi」のメニューと値段
「Trattoria da Noemi」は、郷土料理が看板メニューである「トラットリア」です。
メニュー選びは、ウェイターさんに相談して、フェラーラの郷土料理をオーダーするのがおすすめです。
イタリア語で郷土料理は「piatti tipici(ピアッティ・ティピチ)」です。
お値段は、前菜やプリモ(パスタなどの第一の皿)、セコンド(肉料理などの第二の皿)が、一品€8~15程度でした。
イタリアのレストランでは、平均くらいのお値段です。
「Trattoria da Noemi」の店内の雰囲気
「Trattoria da Noemi」は、とにかく人気店なので、店内は完全に満席でした。
お客さんの年齢層はさまざまでしたが、若い人たちのグループが多かったかなと感じました。
そのためか、店内はにぎやかで、カジュアルです。特別なドレスコードはありません。
「Trattoria da Noemi」でオーダーした料理をご紹介
サービスのパン
こちらが、最初に出てきたサービスのパン。左の硬そうなパンが、フェラーラ名物のパン。
フェラーラパンは、固くて私の口には合わないパンなのですが、それ以外のパンはおいしかったです!さすが人気店というおいしさで、次に出てくるお料理をワクワクして待ちました。
前菜
前菜はズッキーニの花のフライ(Fiori di zucca fritti)をオーダーしました。このお店の人気料理だそうです。
モッツァレッラチーズが中に入っていて、とろりとしていて美味しい!
フライの生地も脂っこくなくて、パリッとしていました。
セコンド(第二の皿・肉料理)
夜10時と遅い時間の入店で、パンも出てきたため、もう主食類はいらないかなと、プリモ(第一の皿)は注文しませんでした。
もしプリモを食べるなら、フェラーラ名物のカボチャ包みパスタ「Cappellacci di zucca」をオーダーしたかったなあ。
セコンド(第二の皿・肉料理)は、ウェイターさんにフェラーラの郷土料理だとすすめられた、フェラーラ風サラミのマッシュポテト添え(Salamina da sugo ferrarese con purè)をオーダーしました。
変わった見た目ですね!マッシュポテトの中に、サラミが味つけされたものが入っています。
このサラミが、少しピリッとしていましたが美味しかったです!手が込んだ、オシャレな味がしました。
マッシュポテトも、ていねいに裏ごしされていて、舌触りがよかったです。味つけが濃くなくて、サラミとよく合っていました。
つけ合わせのグリルサラダ
こちらは、つけ合わせ(Contorni)野菜としてオーダーした、グリル野菜サラダ。€4と良心的なお値段でした。
「Trattoria da Noemi」の料理は、全体的にどこか洗練されていて、オシャレな感じでした。オシャレな旅雑誌CREA Traveller (クレア・トラベラー) 2014年10月号 に掲載される理由がわかります。
素材を生かした伝統的な味というよりは、シェフの細かい工夫を感じる料理で、郷土料理なのにどこか新しい感じがしました。
「Trattoria da Noemi」のコスパは?
前菜のズッキーニの花のフライ€8、セコンドのフェラーラ風サラミ€13、つけ合わせのグリル野菜が€4、ミネラルウォーターが€2、パン代を含めたサービス料が€2.5×二人分で、女性二人の少なめディナーで、合計€32でした。
少なめとはいえ、ディナーがこの値段で食べられて、リーズナブルなお値段です。コスパは大満足でした。
「Trattoria da Noemi」のサービスは?
「Trattoria da Noemi」は、ウェイターさんたちはやさしかったですが、一つだけ不満があったのは、会計が遅かったこと。
イタリアのレストランではよくあることで、逆に、頼まれてからすぐに会計するのは、あまり粋なサービスでないという雰囲気すらあります。
しかし、それを踏まえても、あまりにも会計を頼んでから、お金を取りに来るのが遅すぎました。10~15分経っても会計に来てもらえなかったので、再度お願いしました。
満席でウェイターさんが忙しかったというのはあると思いますが、イタリアはスローフード文化とはいえ、ちょっと時間がかかりすぎだと感じました。
入店する際は、後の予定に余裕を持たせておいた方がよさそうです。
「Trattoria da Noemi」の立地
「Trattoria da Noemi」は、ヴォルテ通りのすぐ北の方にあります。
カテドラーレもすぐそこです。フェラーラの中心部に近いため、夜でも周囲の雰囲気は明るく、夜の入店でも、不安を感じるエリアではありません。
「Trattoria da Noemi」は予約必須!
「Trattoria da Noemi」は、昼も夜も大混雑する人気店です。
飛び込みでは入店できない可能性もありますので、予約がおすすめです。
観光途中に立ち寄って、お店で直接予約をするか、ホテルのフロントに頼んで、電話で予約を取ってもらいましょう。
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- イタリア旅行マニアで今まで9回イタリアに足を運んでいます。何度でもイタリアに行く自分のために、イタリア旅行のマニュアルを作成したのがこのサイトです。
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