カンパーニア州パエストゥム周辺は水牛モッツァレラチーズの本場!

ヴァンヌーロの水牛

カンパーニア州は水牛飼育がさかんで、カンパーニア産の、水牛モッツァレラチーズは、イタリアで最高級に美味しいことで有名です。

特に、古代ギリシャ遺跡で有名なパエストゥム周辺には、水牛を飼育し、チーズなどを作る工場がいくつかあり、カフェなどを併設していて、その場で出来立ての水牛モッツァレラチーズを味わうことができます。

イタリアでは、水牛の乳で作るモッツアレラチーズ「モッツァレラ・ディ・ブーファラ(Mozzalerra di Bufara)」は、牛乳から作るモッツァレラチーズよりも高級品とされます。

日本でも水牛モッツァレラチーズは、食べようと思えば食べられますが、水牛モッツァレラチーズの本場で、現地で食べる本当にフレッシュなものは、えも言われぬ美味しさ。その場でしか味わえない味を経験するのも、旅の醍醐味ってものですね!

というわけで、ワタクシめも、パエストゥム遺跡へ足を運んだついでに行ってまいりました、チーズ工場っ!

ネットでいろいろ調べた結果、パエストゥムの隣町・カパッチョ(Capaccio)にある、「ヴァンヌーロ(Vannulo)」というチーズ工場で作られる水牛モッツァレッラチーズは、イタリアナンバーワンとの情報を得まして、足を延ばしてみました!

チーズ工場ヴァンヌーロ(Vannulo)への行き方

ヴァンヌーロの最寄駅「Capaccio-Roccadaspide駅」について

カパッチョ駅

ヴァンヌーロ(Vannulo)の最寄駅はカパッチョ(Capaccio-Roccadaspide)駅。FS線(Trenitalia)の駅です。

パエストゥムの隣駅で、パエストゥムからは一駅、わずか3~4分程度です。ナポリやサレルノなど北から向かう場合は、パエストゥム駅の一つ手前で降ります。

カパッチョ駅は無人駅で、鉄道切符を買えそうなお店は近くに見当たりません。切符は、往路の切符を買う際に、往復でゲットしておきましょう。

ちなみに、カパッチョ(Capaccio-Roccadaspide)駅は、私が行ったとき(2013年)は、駅の駅名表示の場所が真っ白で、駅名が書いていませんでした。今でもそのままであれば、降車するのがちょっと難しいです。

心配な場合は、同じ電車に乗っている地元の人に、着いたら教えてもらうようにお願いしましょう。

パエストゥム以外からカパッチョ駅へ鉄道で行くなら?
ナポリから…1時間15分程度
ポンペイから…1時間半程度(サレルノ乗り換え)
サレルノから…30分程度

Capaccio-Roccadaspide駅からヴァンヌッロまでの行き方

カパッチョ(Capaccio-Roccadaspide)駅からヴァンヌーロまでは、徒歩30分くらいです。

グーグルマップを見ながら歩いて行けると思いますが、簡単な行き方を書いておきます。

カパッチョ(Capaccio-Roccadaspide)駅は、ホームの階段を下りると、すぐホーム下の道路に出る作りになっています。

この道を、海とは反対側の方角、高速道路の高架線をくぐる方向へ向かって、ひたすら歩きます。15分くらい歩いたら、「Via G. Galilei」という通りで右折。

「Via G. Galilei」の表示もヴァンヌーロの看板も出ていないので、この右折のタイミングは難しかったです。

私は地元の人に教えてもらいました。

ヴァンヌーロまでの道

目印となる看板

この青い看板が、地元の人が「あの青い看板の先で右折するように」と、目印として教えてくれた看板です。

右折してから15分ほど歩くと、突き当りにヴァンヌーロの門が見えてきます。

ヴァンヌーロの入り口

ヴァンヌーロの入り口

カパッチョ駅からヴァンヌーロまでの道は、それほど歩いていて楽しい道ではありません。

30分も歩くくらいならタクシーを使おうと考える方もいらっしゃると思いますが、カパッチョ駅は本当に小さく、タクシーなど待機していませんっ!おまけに、タクシーを手配してくれそうなバールやタバッキも周辺には見当たりません。

と、いうわけで、歩いてGO!です!

ヴァンヌーロの水牛モッツァレラチーズを食べよう!

ヴァンヌーロのモッツァレラ

ヴァンヌーロには、持ち帰り用のチーズを販売しているチーズ屋「caseificio」と、その場で水牛ミルクから作ったジェラートやヨーグルトを食べられる、イートインコーナー「yogurteria」があります。

一番人気の水牛モッツァレッラチーズ「モッツァレッラ・ディ・ブーファラ(Mozzalerra di Bufara)」が買えるのは「caseificio」。

ヴァンヌーロのチーズ屋さん

こちらが「caseificio」。

「モッツァレッラ・ディ・ブーファラ」はキロ単位での販売ですが、「3個」などの少数でも販売してくれました。1個€1くらいの値段でした。

売り切れ御免のチーズで、早い日には午前中で終わってしまうこともあるそうです。私は売り切れ覚悟で午後3時過ぎくらいに行きましたが、運よくまだ残っていました。

「モッツァレラ・ディ・ブーファラ」をイートインで食べる場所はないので、持って帰って、ホテルなどで食べることになります。しかしこの水牛モッツァレラチーズは、本当に美味しかったです!

ヴァンヌーロは、絶対にこのチーズをどこのお店にも卸販売しない方針だそうで、本当の本当にここまで来れないと食べられない味です。

駅から30分の道のりは長いですし、水につけた状態のチーズを持って帰らなければならないので、持って歩くには重たいのですが、それだけの価値はありました。

水牛モッツァレラチーズは、冷蔵保存では味が落ちてしまうそうです。常温保存でその日のうちに食べましょう。

この「caseificio」では、他にリコッタチーズなども販売しています。私が行った日は、生のリコッタチーズが、「モッツァレッラ・ディ・ブーファラ」より先に売り切れていました。

水牛の乳で作ったジェラートとヨーグルトを食べよう!

ヴァンヌーロのジェラート

イートインコーナーとなっているヨーグルテリア「yogurteria」では、水牛の乳を使って作ったジェラートとヨーグルトを販売していて、何種類かフレーバーがあります。

ブリオッシュやケーキに、ジェラートやヨーグルトをかけて食べることもできます。来店していたお客さんは、いろいろな食べ方をしていました。

ジェラートは一番小さいカップで、2つのフレーバーが選べて€2.2。フレッシュな味でした

ケーキ類に、ヨーグルトを1フレーバー、ジェラートを1フレーバー選んでかけてもらうと、全てを一度に食べることができるのでお得かもしれませんね。この食べ方は€3くらいでした。

ちなみに、ケーキ類はあまり甘くないので、プレーンヨーグルトではなく、味のついたヨーグルトをかけてもらった方が美味しいかも。

また、ヨーグルトはお持ち帰りのものも売っています。ビンに入ってて重いんですけどね。美味しいですからね。頑張って持って帰ってホテルで食べることをおすすめします!

皮工房や、チョコレート、パン工房もある!

ヴァンヌーロの皮工房

食べ物系のお店以外に、水牛の皮を使って小物を作る、革工房のお店も敷地内にあります。役目を終えて、ヴァンヌーロでの生涯を閉じた水牛さんたちの皮を使って、革小物をハンドメイドしています。

また、公式サイトを見ると、水牛の乳を使ったチョコレート工房(bottega del cioccolato)、パン工房(bottega del pane)、飲食コーナー(degustazione)などが、新しくできたようです。

もしかしたら現在は、この飲食コーナーで、できたての水牛モッツァレラチーズを味わうことができるのかもしれません。

ヴァンヌーロで水牛さんに会おう!

ヴァンヌーロの水牛さん

ヴァンヌーロは、水牛さんにストレスがかからないような、特殊な飼育法で水牛さんを育てているそうです。そんな様子をガイドツアー付きで見学できるツアーもあります→ヴァンヌーロ社見学ツアー

水牛さんたちの小屋は、お店のすぐ近くにあり、ツアーでなくてもヴァンヌーロまで行けば、かなり近くで水牛さんを見ることができます。

水牛チーズ工場ヴァンヌーロのご紹介いかがでしたでしょうか?なかなか交通が不便な場所にありますが、個人的には、苦労して行った甲斐がある特別なモッツァレラチーズでありました。特にパエストゥムに観光に行く予定がある方は、ぜひ時間を作って、訪問してみて下さいね!

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