レッチェ

レッチェといえば、エレガントなバロック建築が立ち並ぶ、美しい町の景観が有名です。

そのバロックの美しさと同じくらい私が気に入ったのが、レッチェ銘菓のパスティッチョット!

レッチェ滞在中は毎日2個くらい食べてしまいました…。

お菓子食べたら太っちゃう?大丈夫!その分、美しいレッチェを歩き回ってカロリー消費しちゃいましょう!

というわけで、レッチェ滞在中にほとんど主食にしていた(笑)、パスティッチョットをご紹介します。

パスティッチョットとは?

パスティッチョット

「パスティッチョット(Pasticciotto)」は、レッチェがあるプーリア州南部、サレント地方を代表するお菓子です。

ブリンディシやターラントでも作られていますが、特にレッチェが有名で、「レッチェ風パスティッチョット(Pasticciotto Leccese)」という呼び方もされます。

パスティッチョットの作り方は、カスタードクリームに近い卵黄入りクリームを、ケーキ生地に詰めて、オーブンで焼き上げます。

オーブン焼きする前に、卵白を塗ると、表面にツヤが出ます。

焼きあがったパスティッチョットは、クッキー生地のような歯ごたえのある生地に、クリームがどっさりと詰まっていて、かなりお腹にたまるお菓子です。

バールやお菓子屋さんでは、常温のパスティッチョットが売っています。

常温でもじゅうぶん美味しく食べられますが、地元レッチェでの伝統的な食べ方としては、焼きたての香りを楽しみながら、熱々の状態で、主に朝食に食べるそうです。

パスティッチョットのお値段は?

パスティッチョット

パスティッチョットは、お店によって値段が違いますが、だいたい€1~2。

気軽に食べちゃう値段なので、ついつい日に何度も食べてしまうんですね…。

とはいえ、ひとつで結構お腹いっぱいになるので、レッチェ観光の合間に小腹がすいたときに、食べるのにおすすめです!

パスティッチョットを食べるのにおすすめのお店は?

Alvino

レッチェのカフェ

「Alvino」は、サンロトンツォ広場にある、レッチェを代表するカフェ・バールです。

Pasticceria(お菓子屋さん)も兼ねていて、パスティッチョットは看板メニューのひとつ。

シンプルなカスタードクリーム風味だけでなく、ピスタチオ、アマレット、レモンクリームなど、いくつか味のバリエーションがあります。

私は全味食べました…(笑)。特にピスタチオが美味しかったです。

パスティッチョット

また、カロリーが気になるという方のために、小さいサイズのパスティッチョット(Pasticciotto Piccolo)があるのが嬉しいです!

普通のサイズは€1.3、ちびパスティッチョットは€0.9。これは立ち飲みカウンターで食べた場合の値段なので、テーブル席に座ると、少し高くなると思います。

「Alvino」はバールとしてもレベルが高く、見事な手さばきのバリスタさんが、美味しいエスプレッソを淹れてくれます。

あまり疲れていないときは、立ち飲みカウンター席で、バリスタさんの職人技を見ながらお茶するのが面白いです!

参考:Natale

「Natale」は、レッチェでかなり人気の高いお菓子屋さんです。

「Alvino」が気に入りすぎて、「Natale」ではジェラートは食べたのですが、パスティッチョットを食べるのを忘れてしまいました。

「Natale」のパスティッチョットも高名です。レッチェに行く方は、ぜひ食べくらべてみてください。

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