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「南イタリアのフィレンツェ」と呼ばれるレッチェは、フィレンツェと同じように、街角に美しい建物や彫像が、次々に現れます。

基本的には旧市街を歩き回れば、「犬も歩けば棒に当たる」という感じで、美しい風景に出会えるのですが、うっかり見逃してしまうスポットもあるかもしれません。

このページでは、レッチェで見逃したくない街角スポットをご紹介します。

レッチェの必見のバロック教会は別のページでまとめているので(→レッチェの見逃せないバロック教会5選と隠れた美しい教会たち!)、このページでは、教会以外の邸宅や、遺跡などをご紹介します。

マレーゼ邸

レッチェのマレーゼ邸

レッチェの町を撮影した写真で、アルカイック・スマイルのような微笑を浮かべて、柱を支えている女性の像を見たことがありませんか?

この女性像、非常にエレガントで美しいのですが、レッチェに行く前に、どこで見れるのか調べるのに苦労しました。

正解は、マレーゼ邸(Palazzo Marrese)です。ドゥオモ広場とナポリ門を結ぶ、パルミエリ通りに面した小広場にあります。ファルコニエリ邸(Palazzo Falvonieri)という呼び方もされます。

ちなみにこの美女たちは、正面からではなく、やや斜め下から見上げるのがベストな角度でした。

グラッシ邸

レッチェ

マレーゼ邸がエレガントなら、ロマンチックなのはグラッシ邸!

丸みを帯びたほんわかした雰囲気の美女(天使?)たちが、頭に柱を載せています。

扉の上のハート型の紋章も、とってもキュートです!

ちなみに、レッチェにグラッシ邸(Palazzo Grassi)という名前の邸宅は二つあるため、こちらのグラッシ邸は、グラッシ・カッターニ(Palazzo Grassi-Cattani)と呼ばれることもあります。

チェレスティーニ邸

レッチェ チェレスティーニ邸

レッチェ・バロックの至宝サンタ・クローチェ聖堂のお隣には、教会の延長のような壮麗なお屋敷があります。

チェレスティーニ邸(Palazzo dei Celestini)で、現在では政務に使われています。

サンタ・クローチェ聖堂は、長い修復を行っています。いつ終わるかわかりませんが、近くまで行って、サンタ・クローチェ聖堂がシートをかぶっていて残念とUターンせずに、お隣のチェレスティーニ邸を楽しみましょう!

セディーレ(セッジオ宮)

レッチェ

レッチェの中心部、ローマ円形闘技場跡のあるサントロンツォ広場にあるため、見逃しはしないでしょうが、じっくり見ずに通り過ぎることがないようにしたいのが、通称「セディーレ(Il Sedire)」と呼ばれるセッジオ宮(Palazzo del Seggio)。

現在ではガラス張りになっているため、新しい建物なのかと通り過ぎてしまいそうですが、実は16世紀に建てられたものです。

ルネサンス様式と後期ゴシック様式が合わさった様式になっていて、非常に不思議な形をした建物です。

現在は観光インフォメーションとして使われている建物ですが、昔は政庁舎として使われていたそうです。

ローマ劇場跡

レッチェのローマ劇場跡

レッチェには、サントロンツォ広場に、大きな古代ローマ円形闘技場跡がありますが、それとは別に、ローマ劇場跡が残っています。

小さな劇場跡で、現在ではたくさんの猫ちゃんたちの住み家になっています。

私が足を運んだ3月は開いていませんでしたが、切符売り場があったので、夏の観光シーズンには入場観光できるのではないかと思います。

このローマ劇場跡の周辺は、雰囲気の良い狭い小道になっています。レッチェ散策の際はぜひ歩いてみましょう。

レッチェには名もなき見どころがいっぱい!

レッチェ

レッチェの壮麗なお屋敷や、遺跡をご紹介しましたが、レッチェでは、観光マップにも載っていない、小さな美しい邸宅や、街角の彫像にたくさん出会えます。

レッチェはメインストリートだけを早歩きで観光するには、もったいなさすぎる町です。

ぜひゆっくりと時間をとって、何でもなさそうな小道や街角で、いろいろな表情のレッチェに出会ってみてください!

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この記事を書いた人
辺獄
辺獄イタリア旅行マニア
イタリア旅行マニアで今まで9回イタリアに足を運んでいます。何度でもイタリアに行く自分のために、イタリア旅行のマニュアルを作成したのがこのサイトです。