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平日はスド・エスト線を利用して行こう!

スド・エスト線電光掲示板

マルティーナ・フランカは、とんがり屋根の町として有名な、アルベロベッロの二つ隣の町です。

マルティーナ・フランカやアルベロベッロがあるプーリア州には、スド・エスト鉄道(Sud Est)という私鉄が通っています。

アルベロベッロからマルティーナ・フランカに行くには、このスド・エスト鉄道を使って二駅です。ちなみに、アルベロベッロとマルティーナ・フランカの真ん中の駅が、ロコロトンドです。

アルベロベッロから乗る大抵の電車は、マルティーナ・フランカが終点になります。20分弱くらいの所要時間で、運賃は€1.1。電車の本数は1時間に一本程度です。遅れることが多いので、注意が必要です。

アルベロベッロからマルティーナ・フランカまでの車窓は、オリーブ畑の中にとんがり屋根のトゥルッリが立ち並ぶ、素敵な風景が拝めます。トゥルッリはアルベロベッロだけにあると思われがちですが、実は、アルベロベッロ周辺の農地帯では、たくさん見ることが出来ます。

ロコロトンド

もし、バーリから行くなら、やはりスド・エスト線のマルティーナ・フランカ方面行きで、2時間程度です。運賃は€5.6。

バーリからの電車も、マルティーナ・フランカが終点のものが多いですが、一部、乗り換えが必要な場合があるので、行き先がマルティーナ・フランカでない場合は、乗り換え確認をしましょう。

スド・エスト鉄道は、乗車の際にいろいろ注意が必要な電車で、手強いです!

その注意のひとつが、平日しか運行していないことです。日曜・休日はバスの代替輸送になりますが、バスは鉄道よりもさらにわかりにくいので、なるべく平日の移動をおすすめします。

スド・エスト鉄道については、攻略法をまとめたページを作りましたので、合わせてご覧くださいませ。

無謀にも日曜日にマルティーナ・フランカへ行った私の体験談

スド・エスト線の代替バス

さて。「マルティーナ・フランカに行くのはスド・エスト鉄道が動いている平日を推奨」と書いている私ですが、何と自分は日曜日に、アルベロベッロからマルティーナ・フランカへ行きました(笑)。

アルベロベッロに5泊した3日目で、何となくプーリア州に慣れてきた感じがあったので、思い切って日曜日にマルティーナ・フランカへ行きました。

当然、鉄道駅はシャッターが閉まっていて、バス便の代替輸送になりました。で、シャッターが下りた鉄道駅に、バス停の場所が貼り出されていました。

普通は、鉄道の代替バスなら、鉄道駅の正面からバスが出そうなものなのですが、そうはいかないのが、南イタリアの複雑怪奇なところです。

バス停は、鉄道駅から歩いて2~3分くらいの、バーリ通りという場所のガソリンスタンド近くでした。

ガソリンスタンドにマップマーカーを付けています。グーグルマップでは、このガソリンスタンド近くにバス停マークがありません。現在ではバス停の場所が変わっている可能性もありますので、現地の観光インフォメーションなので必ず確認してください。

バス切符が購入できるお店もほとんど閉まっていましたが、バーリ通りのすぐ近く、マルゲリータ通りの、郵便局近くのタバッキ(雑貨屋さん)で購入できました。

ですが、これも2012年の情報で、今でもこのタバッキが日曜日に営業しているとは限りません。アルベロベッロは、日曜日にはほとんどお店が閉まるので、バス切符はなるべく前日までに購入しておきましょう。

このバスは、鉄道の代替輸送なので、運賃は鉄道と同じでした。所要時間は20分程度。鉄道と同じで、まずはロコロトンドに停まり、次がマルティーナ・フランカです。

マルティーナ・フランカのバス停留所は、スド・エスト線の鉄道駅とはまるで違う場所でした。

ヨーロッパ通り(Viale Europe)という通りにバス停があります。中心街には、緩やかな坂を上って、徒歩10分弱くらいです。このバス停も、現在でも同じかどうかわかりませんので、現地で確認するようにしてください。

マルティーナ・フランカのバス停

これがバス停です

日曜日の移動ということもあり、マルティーナ・フランカも、バス停近くの売店はほとんど閉まっていて、バス切符を買えずに困っていた旅行者がいました。アルベロベッロで往復購入しておきましょう。

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この記事を書いた人
辺獄
辺獄イタリア旅行マニア
イタリア旅行マニアで今まで9回イタリアに足を運んでいます。何度でもイタリアに行く自分のために、イタリア旅行のマニュアルを作成したのがこのサイトです。