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来たイタリアの古都トレントで、ブオンコンシリオ城と並ぶ観光名所が、ドゥオモ(大聖堂)です。

世界史で習うトレント公会議の舞台となったことで知られていますが、歴史的意義だけでなく、見た目も美しい大聖堂です。

トレントのドゥオモを広場側から見た外観

トレントのドゥオモは、トレント旧市街の中心であるドゥオモ広場に面しています。

トレント

非常に大きな建物に見えますが、左側の時計塔のある建物はドゥオモとは別の建物で、プレトリオ宮殿です。

ドゥオモとプレトリオ宮殿は一つの建物に見えて(実際に上階でつながっているらしい)、これらの建物に取り囲まれたドゥオモ広場はとても美しいです!

トレントのドゥオモは、どの方角から見るかによって姿を変える、美しいながらも不思議な建物です。

トレントのドゥオモ

こちらはドゥオモ広場から見たトレントのドゥオモです。

上の方に軽快に並んだ小さな柱がかわいらしいです。ピサやルッカのロマネスク建築と似た感じですね。

トレントのドゥオモは1212年に着工が始まり1321年に完成しました。文化区分としてはロマネスク建築になります。別名としてサン・ヴィジリオ大聖堂(Cattedrale di San Vigilio)とも呼ばれます。

トレントのドゥオモ

ドゥオモ広場に面していた入口は閉じられていて、こちらからは入場できませんでした。

トレント大聖堂

建物の細かい部分に目を凝らすと、どこか生真面目でユーモラスなロマネスク彫刻で飾られています。

トレントのドゥオモを正面入り口から見てみる

トレントのドゥオモ入口は、広場から見て右側の側面にあります。

トレント大聖堂

この正面入り口から見ると、トレントのドゥオモはまるで別の建物みたいです。

ですが、上の方を飾っている小さなロマネスク風の柱が、ドゥオモ広場側から見た姿と共通していて、「同じ建物だよ!」とアピールしているみたいです。

トレントのドゥオモ

扉の上の方には、ちょっと見にくいですが、古そうなフレスコ画が描かれています。

トレントのドゥオモ

トレントのドゥオモは見る角度によって、いろいろな表情を見せてくれるので、もし時間があったら、ぜひドゥオモの周りをまわってあちこちから眺めてください!

トレントのドゥオモの内部

トレントのドゥオモ内部は、古い石造りの大聖堂の重々しさがずっしりと感じられます。ミラノ大聖堂の内部と、ちょっとだけ雰囲気が似ていました。

内部撮影は禁止だったので、私が撮影した画像はありませんが、トレントのドゥオモの公式サイトで360度の画像を見ることができます

トレントのドゥオモ公式サイトはイタリア語とドイツ語にしか対応していません。Interno 360°というのが360度画像です。

トレント公会議

トレントのドゥオモでぜひ見学したいのが、トレント公会議の決定事項の発布が行われたというクローチフィッソ礼拝堂(Cappella del Crocifisso)。

大聖堂の右側の方にあります。歴史的に意義深いだけでなく、礼拝堂自体も美しいです。

「トレント公会議の意義」とは…16世紀にプロテスタントからの「カトリックおかしい!」という批判を受けて、カトリック側が自己反省して開いた会議ということです。た、たぶん…。

まとめと開館時間の注意

トレントのバール

トレントのドゥオモのご紹介でした

「トレントのドゥオモはお昼休みがあり、お昼は2時半から開く」と、ガイドブックにもトレントのドゥオモ公式サイトにも書いてありました。

電車の時間もあるから、できれば早く入りたいんだけどなあ。

と思いながらも、2時頃からドゥオモの周囲をウロウロして待っていたのですが、2時15分頃、中からどう見ても観光客って人たちが出てきた…。

ハイ、お昼休み中も普通に開いていて観光できました。

まあ、これはたまたま私が訪問した日だけかもしれませんが、イタリアの「行き当たりばったり」は身に染みているハズなのに、何度でも忘れちゃいます。

トレントのドゥオモが開いていないはずの時間帯であっても、気まぐれに訪問できる可能性はあるので、ドアが開いてないかダメ元で確認しましょう。

ドアが開いていてもミサ中は入場できないので注意しましょう。私が行った日は、たまたまミサが早く終わったのかもしれません。

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