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北イタリアのトレントは、ブオンコンシリオ城やドゥオモなどの見どころだけでなく、町並みそのものも美しい町です。

その中でも特に美しい通りが、サン・フランチェスコ教会からドゥオモ広場までまっすぐ続いているベレンツァーニ通り(Via belenzani)です。

トレントで最も美しいともいわれるベレンツァーニ通りをご紹介します!

サン・フランチェスコ教会

トレント サン・フランチェスコ教会

ベレンツァーニ通りのはじまり(ドゥオモ側から見て突き当り)には、サン・フランチェスコ教会があります。

1711年に建てられたバロック式の教会です(内部入場はできませんでした)。

ベレンツァーニ通りは、このサン・フランチェスコ教会の参道のように、ドゥオモ広場までまっすぐ伸びています。

トレント ベレンツァーニ通り

両側を大きな建物に挟まれた直線の道を歩き、ドゥオモ広場で一気に視界が開けるのが、劇場効果のようになっています。

ジェレミア館

ジェレミア館

ジェレミア館(Palazzo Geremia)は、15世紀に作られた建物で、外壁にフレスコ画が描かれています。

トレントのジェレミア館

精巧な絵ではありませんが、だまし絵のように館にバルコニーが描かれ、絨毯が干してあったり、バルコニーに人々がいるような装飾があって面白いです。

お屋敷の外壁にフレスコが描かれるのが北方的で、トレントがドイツ語圏と近い場所にある町であることを感じます。

トゥン館

トレントのトゥン館

ジェレミア館のお向かいにある、堅固な雰囲気を醸し出している建物がトゥン館(Palazzo Thun)

トゥン館は、現在トレントの市庁舎として使われています。

イタリアでは歴史的な建物が庁舎として使われることが多いです。

トレントのトゥン館

トゥン館は中庭まで入ることができます。

トレントのトゥン館

三叉の矛を持った、ギリシャ神話の海王ポセイドンの銅像があります。

山あいの町トレントの市庁舎に、海王ポセイドンがいるのが面白いですよね。

このポセイドン像は、もともとはドゥオモ広場のネプチューン噴水を飾っていたものです。

ネプチューン噴水を修復する際に、噴水にはコピーが置かれることになり、オリジナルはここトゥン館中庭に移されたそうです。

アルベルティ・コリコ館

トレントのアルベルティ・コリコ館

ベレンツァーニ通りに並ぶお屋敷の中で、外壁に描かれたフレスコ画が最もよく残っているのが、アルベルティ・コリコ館(Palazzo Alberti-Colico)です。

トレント アルベルティ・コリコ館

鮮やかな色彩が残り、上の方には古代の吟遊詩人のような人々が描かれています。

ドゥオモ広場にはぜひベレンツァーニ広場を通って行こう!

ベレンツァーニ通りは、駅からドゥオモ広場、またはブオンコンシリオ城からドゥオモ広場に行く場合に通ることができます。

ドゥオモ広場にはいろいろな道から入れますが、最初にドゥオモ広場に行く時は、ぜひベレンツァーニ広場を通っていくことをおすすめします

トレント

トレントのドゥオモ広場はとても美しいですが、ベレンツァーニ通りから入ると、左右に美しい建物が花道を作るみたいに建っていて、ドゥオモ広場へと向かう気持ちが盛り上がります!

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