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北イタリア・トレントの中心となるのが、美しい建物に囲まれたドゥオモ広場です。

トレント

イタリアには美しい広場が多いのですが、トレントのドゥオモ広場もその一つ!

トレント観光で欠かせないトレントのドゥオモ広場の見どころをご紹介します。

ドゥオモ

トレントのドゥオモ

ドゥオモ広場で、まず目につくのがロマネスク式の大きなドゥオモ(duomo/大聖堂)です。

11~12世紀に建築がはじまり、後代に増築されていますが、全体として調和がとれた美しい大聖堂です。

ドゥオモ広場側に見せているのは側面で、入口はドゥオモ広場を抜けた場所にあります。

ドゥオモについてもっと詳しくまとめた記事はこちら→トレント公会議ゆかりのドゥオモは美しいロマネスク聖堂!

プレトリオ宮殿

トレント プレトリオ宮殿

ドゥオモの左側から続いているような、堅固な建物がプレトリオ宮殿(Palazzo Pretorio)です。

ドゥオモの一部のように見えますが、よく見るとドゥオモとは建物の雰囲気が違い、ちょっと古城のような出で立ちをしています。

時計がついている鐘楼がかわいらしい!

内部は司教区博物館になっていて、ドゥオモの所蔵品を展示しています。

レッラ邸

トレント レッラ邸

ドゥオモの反対側にある、古いフレスコ画で飾られた印象的な建物がレッラ邸(Casa Rella)です。

16世紀の建築物で、1階部分にはカフェが入り、地元の人や観光客で賑わっています。

レッラ邸は2つの建物が合わさってできていて、左側と右側で、外壁に描かれたフレスコ画の雰囲気も違います。

トレント レッラ邸

左側は古代彫刻のような白い人物が描かれています。古代のギリシャ・ローマ神話がモチーフになっているそうです。

トレントのレッラ邸

右側の建物には、彩色された人物の絵が描かれています。

テーマとしては徳・時間・愛の勝利などです。

絵の中のラテン語が描かれている白いリボンは、広場を通る人々に向けて「徳について学ぶ本」のような役割を果たしているのだとか。

トレント レッラ邸

レッラ邸の左端には、鷲の噴水があり、面白いことに地元の人たちがここに落ちてくる水を次々に飲んでいました。

自転車で通りかかって、ボトルに水を詰めていく人もいたくらいです。

私も地元っ子の真似をして飲んでみましたが、普通の水だった気がする…。

ネプチューンの噴水

トレント ドゥオモ広場

ドゥオモ広場の真ん中にあるのがネプチューンの噴水(Fontana di Nettuno)です。

地元っ子がぐるっと取り巻くように座っています。

トレント ネプチューンの噴水

ネプチューンの噴水は、祭りで火事が起きた際の消化施設として、18世紀に作られたそうです。

ネプチューンの噴水と呼ばれるのは、一番上にポセイドン(ラテン語でネプチューン)の彫像があるからですが、ここに置かれているのはコピーです。

トレントのトゥン館

本物はベレンツァーニ通りにあるトゥン館の中庭で見ることができます。

西側の建物

トレントのドゥオモ広場

トレントのドゥオモ広場の西側にも、味のある建物が並んでいます。

トレントのグロム

トリノの人気ジェラート店グロム(GROM)が入っている建物は、古代風の柱が不思議な場所に立ち並んでいます。

トレントのドゥオモ広場

右隣の建物にはフレスコ画が描かれています。Casa Balduini(バルドゥイーニ邸?)と呼ばれる建物です。

ドゥオモ広場にはベレンツァーニ広場から入ろう!

トレントのドゥオモ広場にはいろいろな道から入れますが、広場の北側から続くベレンツァーニ通りから入ることをおすすめします。

ベレンツァーニ通りはドゥオモまで参道のようにまっすぐ続いていて、ドゥオモ広場で視界が開けるとなかなか感動します。

ベレンツァーニ通り自体も美しい建物が並ぶ、見どころの多い通りです。

まとめ

トレントのドゥオモ広場は、ぐるっと見回すだけでも美しい広場です。

トレントといえばブオンコンシリオ城の「12の月」が有名ですが、ドゥオモ広場の美しさもトレントの大きな魅力の一つです。

ぜひネプチューンの噴水に座って、360°美しいドゥオモ広場を楽しんでみてください!

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この記事を書いた人
辺獄
辺獄イタリア旅行マニア
イタリア旅行マニアで今まで9回イタリアに足を運んでいます。何度でもイタリアに行く自分のために、イタリア旅行のマニュアルを作成したのがこのサイトです。