この記事はアフィリエイト広告を利用しています。

 ボローニャへのアクセス ボローニャは交通の要所!

ボローニャ

ボローニャは、鉄道の交通の便が非常に良い町です。

イタリアを旅行していると、ちょっと大げさですが、「全ての道はローマに通ず」じゃなくて、「全ての鉄道はボローニャに通ず」なんじゃないかと思ってしまいます。

まず、ボローニャは、ミラノ・ヴェネツィア・フィレンツェという、北~中部の大都市が作る三角形の中に位置します。そのため、この3都市、どこからでも行きやすいです。

ミラノから1時間、ヴェネツィアから1時間15分、フィレンツェからは、何と30分ちょっとです!(全てFreccia利用)

また、ボローニャは、南部に位置する都市とのアクセスも良好です。

イタリアの鉄道は、真ん中にアペニン山脈が走っていることもあり、中部から南部にかけては、東側のアドリア海沿い・西側のティレニア海沿いを、それぞれ南北に走る線路が軸となり、東西間のアクセスはあまりよくありません。

そのアドリア海沿いを走る線路と、ティレニア海沿いの線路が、北部まで走ってきて、ちょうど真ん中で合流するのがボローニャなのです。

そのため、ボローニャは、アドリア海側からも、ティレニア海側からもアクセスしやすいです。

ローマからだと2時間程度、ナポリから乗り換えなしの電車を利用すれば3時間15分。バーリからは5時間半かかりますが、乗り換えなしで行けるのが大きなメリットです(全てFreccia利用)。

ボローニャは、昔から交通の要所だったそうです。いろいろな人や物、文化、情報が行き交う町は、ボローニャのように自由で進歩的な気風を持つのでしょうね。日本で言えば長崎でしょうか。

 ボローニャ空港と市街地のアクセス

ボローニャ空港

ボローニャには、グリエルモ・マルコーニ空港という国際空港があり、市街地からの距離が約6kmと、大変便利な位置にあります。

日本からの直行便はありませんが、さまざまな欧州系の航空会社が乗り入れています。

ボローニャ市街地とボローニャ空港間を、公共交通機関を使って移動するなら、バスかタクシーになります(空港まで鉄道が建設中という噂もありますが)。

空港バスを利用する 切符の購入に注意!

ボローニャ空港とボローニャ市街地は、「Aerobus」という空港バスで結ばれています。便数は11分に1便となかなか多く、便利です。

運賃は€6で、所要時間は20分程度です。バスチケットは、バス内で購入することができます。

私はボローニャ駅→空港という経路を利用しました。駅から乗る場合、空港バスのバス停は、駅前にすぐ見つかります。

ボローニャ空港バス

この赤い「Aerobus」が目印のバス停です。

私が利用した時は、ボローニャの見本市と日程が重なって、利用者が多かったためか、このバス停にたくさんのジプシーが集結していました。自動券売機を使う外国人に、券売機の使い方を教えて、小銭を稼ぐ目的だと思います。

ボローニャの空港バスの切符は、バス内で運転手さんから購入できますし、バス内で買っても値段は同じです。無理して券売機を使う必要はありません。

ボローニャの中心街からこの空港バスを利用したい場合は、駅よりも、少しだけ中心街に近い、ミッレ通りからも空港バスの乗り降りができるようです。

空港ー市街地間をタクシー移動する

ボローニャの空港は、ボローニャ市街地に近いため、タクシー利用でも、それほど高額にはなりません。

空港バスが停車する、ミッレ通りや鉄道駅が、宿泊するホテルから遠い場合や、人数が多い場合は、タクシー利用が便利です。

私は、マッジョーレ広場近くのB&Bに宿泊したときにタクシーを利用しましたが、€17程度で、所要時間は、15分かからないくらいでした。

ボローニャ空港はどんな空港?

ボローニャ空港

ボローニャ空港は、最近工事が終了したようで、明るくてクリーンな空港に生まれ変わっていました。

チェックインカウンターがアルファベットで分けられているので、電光掲示板で、自分の搭乗する飛行機が、どこのカウンターの何番窓口で手続きすればいいのかを確認します。

ボローニャ空港については、ひとつ特記することがあります。私は、出国便で2回ボローニャ空港を利用したことがあるのですが、2回とも異様な混雑で、荷物の預け入れ手続きをするのに1時間以上並びました!

1回は見本市と重なったせいもあると思いますが、もう1回はよくわかりません。ボローニャ空港が常に混乱・混雑しているのか、それともたまたまだったのか…。

いずれにせよ、2度も大変な思いをしたことがあるので、今後、出国便に、ボローニャ空港を利用するのは、なるべく控えようと思っています。

市街地から近く、便利な場所にある空港なので残念です。チェックイン手続きのない、入国便であれば、また利用してみてもいいかな、と思っていますが…。

この記事を書いた人
辺獄
辺獄イタリア旅行マニア
イタリア旅行マニアで今まで9回イタリアに足を運んでいます。何度でもイタリアに行く自分のために、イタリア旅行のマニュアルを作成したのがこのサイトです。