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 日本発着便の多いエールフランス

エールフランス航空

フランスのナショナルフラッグ、エールフランス航空。

日本発着便が多く、特に羽田空港発着の便があるのが魅力です。

イタリアに行く時にエールフランスを使ったことはないのですが、 2007年にドイツのミュンヘンに行った時と、2014年にパリからアテネへのフライトで利用したことがあるので、参考としてその時の感想を書いておきます。

 エールフランス(エコノミー)の感想 (2007年搭乗)

座席・機内環境

座席の配列は3-4-3でした。ブルーの座席が、なかなかオシャレだなあと感じたのを覚えています。

人生で初めて搭乗した国際線だったのですが、予想していたより居心地がよく、特に何の不満もありませんでした。

機内食

エールフランス軽食

機内食は、非常に美味しかったです。特にフランスパンの美味しさには感動しました。ただ、2007年の状況なので、現在でも、この食事の質が保持されているかはわかりません。

参考までに、2014年にパリからアテネに飛んだ3時間のフライトでも軽食が出ましたが、この時の食事は美味しかったです(写真はこの時に出た軽食です)。

その他サービス

もしかしたら、今は無いかもしれませんが、2007年搭乗の時は、エコノミーの客にも、アイマスク、耳栓などを配っていました。

自由に取りに行けるお菓子類も豊富で、CAさんの感じも良く、全体的に好印象でした。

 パリ・シャルルドゴール国際空港について

シャルルドゴール空港

エールフランス航空を使ってイタリアに行く場合は、たいていパリのシャルルドゴール国際空港での乗り換えとなります。

シャルルドゴール空港は、非常に大きな空港で、ロンドンのヒースロー空港とともに、乗り換えが大変な空港として有名です。

シャルルドゴール空港を使うメリットは、やはりこの空港が、世界的観光地であるパリにあることに尽きるでしょう。

乗り換え時間をわざと多めに取って、その時間を利用してパリの市街地まで出て、パリをプチ観光するという楽しみ方もあります。

シャルルドゴール空港はリニューアルして使いやすくなった!

シャルルドゴール空港

私が2007年に、シャルルドゴール空港でミュンヘンへの乗り継ぎをした時、全く前に進まない入国検査の長蛇の列、ターミナル移動のわかりづらさなどで、1時間15分の乗り換え時間でしたが、この時間内に移動することができませんでした!(この時は乗り継ぐ飛行機が、 5分ほど待っていてくれたので、何とか事無きを得ましたが。)

また、トイレなども綺麗でなく、ちょっとびっくりしました。

この2007年の経験で、シャルルドゴール空港には良い印象がなかったのですが、2014年に利用した時は、乗り換えの連絡通路が整備され、空港全体が綺麗になり、使いやすくなっていて驚きました。

広い空港ではあることに変わりはないので、バスを利用してターミナル移動する必要はありますが、見やすい表示なども増えていて、それほどバス移動も難しくなかったです。

 エールフランスの一般的な評判

エールフランス

エールフランスは、一般的には、あまり評判がよくはありません。

その理由として、まずは、ロストバゲージの多さが挙げられます。上記したように、シャルルドゴール空港が広いため、乗り換え時間が短いと、人間が何とか乗り換えに間に合っても、荷物の方が間に合わないことがあるようです。

また、ストライキも多いことで有名です。

私自身は、二度の利用で、このようなトラブルはなかったのですが、エールフランス利用で、ロストバゲージ、ストライキともに、それぞれ経験した友人がいるので、結構リアルに起こるという印象はあります。

こうした友人たちが口をそろえて言うのは、「エールフランスは、トラブルが起きた時の対応がいいかげんだった」ということです。

このあたりは、丁寧な接客に慣れている日本人と、フランス人との文化の違いもあるとは思いますが、トラブルで気が滅入っている時に、さらに、スタッフの対応によって、追い打ちをかけられる可能性があるようです。

 エールフランスのまとめ

エールフランスをイタリア旅行に使うメリット
機内食が美味しい(以前の情報ですが)
日本からの発着便が多い。特に羽田便がある
中継となるパリに立ち寄れる

エールフランスをイタリア旅行に使うデメリット
乗り換え空港が広く、ターミナル移動が大変
遅延・ストライキが多いと言われる
ロストバゲージが多いと言われる

私個人はエールフランスにあまり悪い印象はありませんが、クチコミなどを見ると、ロストバゲージやストライキには遭遇しやすい航空会社のようです。

とは言っても、私のように、何の問題もないフライトになることもあるので、何とも言えません。他の航空会社を使っても、トラブルが起こる可能性はありますしね。

エールフランスは他の航空会社と比べて、日本発着の便も多く、ヨーロッパに午前中に到着する羽田発のフライトもあり、選択肢が多いのは魅力です。

ストライキはどうしようもありませんが、乗り換え時間が2時間以上であれば(ロストバゲージの可能性と、シャルルドゴール空港の乗り換え時間を考慮して)、特に羽田発のフライトは、機会があれば、イタリアに行く時に使ってみたいとも思っています。



この記事を書いた人
辺獄
辺獄イタリア旅行マニア
イタリア旅行マニアで今まで9回イタリアに足を運んでいます。何度でもイタリアに行く自分のために、イタリア旅行のマニュアルを作成したのがこのサイトです。