【目次】
日本語で安心のフライト!JAL
JALの利点は、何といっても日系なので、搭乗手続きや機内などで、日本語が使えるため、語学力に不安がある方でも安心して搭乗できることです。
残念ながら、以前運航していた、JALのイタリアへの直行便は、2016年現在、廃止されたままです。
そのため、JALを使ってイタリアに行くためには、パリやロンドンなどを経由した、乗り換え便となります。
話題の新・間隔エコノミー
JALの国際線と言えば、2013年に開発した、ゆとりのある「新・間隔エコノミー」の座席が注目されています。
JAL SKY SUITE(スカイスイート)と名前の付いたフライトで採用されていて、従来のエコノミー座席の座席数を減らすことで、その分足元を広くしたエコノミー座席になっています。
全ての国際便で採用されているわけではありませんが、順次、SKY SUITEのフライトが増えてきています。
SKY SUITEでは、エコノミーだけでなく、プレミアムエコノミーやビジネスクラスなども、他社に比べて、快適な作りになっているようです。
JAL SKY SUITE 新・間隔エコノミーの感想 (2014年搭乗)
機内環境・座席
座席の配列は3-3-3でした。以前のJALの国際線は3-4-3でしたが、座席の幅を広げるために、一列削られています。
実際に搭乗してみた感想として、確かに、他の航空会社のエコノミーと比べて広く、ゆったりと過ごせます。
ですが、低身長の私には(150cm前半)、逆に足元が広すぎて、足の置場に困りました。
とはいえ、広い方が快適であることは間違いないので、小柄な方は、旅行用品のフットレストなどを用意するとよいと思います。
モニターは、日本語で操作できるのでわかりやすかったです。モニター上で、乗り換え空港での、ゲートの移動方法を確認することもできて、助かりました。
前の座席の背面に、物を吊るす場所や、ちょっとした小物を入れるネットなどがあり、他の航空会社よりも工夫されていて、使いやすく感じました。
機内食
JALの機内食は、往路と復路で、天と地の差がありました…(大げさではありません!)。
往路の機内食は、食品チェーン店と提携していました。
私が搭乗した時は、往路2回の機内食は、Soup Stock Tokyo、ケンタッキーとそれぞれ提携していて、非常に美味しく、これからはずっとJALを使おう!とまで思いました。
しかし、パリ発となった復路の機内食は、今まで食べたどんな機内食よりも不味かった…。
デザートにせっかくハーゲンダッツのアイスクリームが出たのですが、機内食の味の悪さに食欲が落ちてしまって、残念ながら食べられなかった…という程でした。
そのため、往復して平均すると、評価は並になってしまうのが残念なところです。復路の機内食が改善されるとよいのですが…。
その他サービス
CAさんの応対は、経営再建後、特に力を入れているのか、非常に感じがよくなったと思います。
何といっても日本語で話すことができるのが、大きなメリットです。
私が搭乗した際、機内に持ち込んだ発泡酒のビンを開けた乗客がいて、気圧のせいで炭酸水が飛び散り、たくさんの乗客にかかるという小事件が起きましたが、 CAさんはてきぱきと掃除して下さって、また、発泡酒を開けた乗客にもしっかり注意していて、なかなか頼りになりました
JAL SKY SUITEのプレミアムエコノミーについて
同行した母が、SKY SUITEのプレミアムエコノミーを利用したので、母から聞いた話を少しだけ。
座席の広さは、アリタリア航空のプレミアムエコノミーと比べて広く感じ、快適だったそうです。
機内食は、エコノミーとほぼ同じだったそうですが、ちょっとしたお菓子が、プラスアルファでつきました。その他には、スリッパをもらえたそうです。
主要空港について
JALを使って、イタリアに行く場合は、必ず乗り換え便となります。
パリのシャルルドゴール空港、ロンドンのヒースロー空港、ドイツのフランクフルト空港など、大型空港での乗り換えになることが多いです。
2014年のJAL搭乗は、パリのシャルルドゴール空港乗換となりました。
シャルルドゴール空港は、以前は非常にわかりづらい空港でしたが、工事があったようで、ターミナル移動がわかりやすく改善されていました。
ただ、広い空港であることには変わりがないので、到着ターミナルによっては、移動に時間がかかる場合もあります。
JALの一般的な評判
以前のJALの国際線は、あまり評判が芳しくありませんでしたが、経営再建後は、かなり良くなったと感じました。
日系企業なので、ストライキなどの不安は欧州系に比べて少ないですし、ロストバゲージに遭ったという声も、少ないと感じます。
JALのまとめ
「新・間隔エコノミー JAL SKY SUITE」が最大の売りになっているJALの国際線。
欧州系のフライトに比べて、2~3万円値段が高かったですが、座席の快適さを求めたい方は、 2~3万円を出す価値はあると思います。
個人的には、復路の機内食があれほどひどくなければ、今後も2~3万円の違いであれば、「JAL SKY SUITE」を利用したいと思います。しつこいようですが、機内食が改善されれば!
JALを使うメリット
新・間隔エコノミーは、通常のエコノミーより広くて快適
座席周りの小物入れが充実していて便利
日本語が通じるので安心
往路の機内食が美味しい
JALを使うデメリット
欧州系の航空会社より運賃が高い傾向にある
復路の機内食が美味しくない(パリ便の場合。改善されているかもしれませんが)
- イタリア旅行マニアで今まで9回イタリアに足を運んでいます。何度でもイタリアに行く自分のために、イタリア旅行のマニュアルを作成したのがこのサイトです。
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