この記事はアフィリエイト広告を利用しています。

イタリアへの直行便!アリタリア航空

アリタリア航空

アリタリア航空は、日本とイタリアを直行便で結ぶイタリア最大手の航空会社です。

私は2009年、2013年、2015年、2017年のイタリア旅行に、アリタリア航空を計4回利用したことがあります。

2009年、2015年、2017年はエコノミー、2013年はプレミアムエコノミーを利用しましたのでそれぞれの感想をまとめました。

アリタリア航空・エコノミーの感想 (2017・15・09年搭乗)

機内環境・座席

アリタリア航空座席
座席(2017年)

座席の背面部(2017年)

アリタリア航空のエコノミー座席の配列は、3-3-3(通路を挟んで3席ずつ)というのが特徴的でしたが、2017年に搭乗した便は3-4-3に変わっていました。

ただし、後方部分は機体全体のスペースが少し狭くなるため、3-3-3のままです。

私はかなり後方座席に座ったので、3-3-3のエリアでした。

一人が使えるスペースは同じなので、感覚の問題なのですが、3-3-3の方が圧迫感が少ないです。

アリタリア航空といえば、もさっとした古い内装というイメージでしたが、2017年の搭乗では、機内がリニューアルされて見ちがえるほどキレイになっていました。

赤を基調にした雰囲気のインテリアで、リラックスして過ごせました。

驚いたのは、座席モニターが新しくなって日本語対応していたこと!

以前は、古くて使いにくく、壊れていることも多かったのですが、ずいぶんいい感じになりました。

これが新しいモニターです。日本語字幕で見れる映画もありました。

以前と変わっていなかったのは、足元に何やら機材の入っている箱のある座席があること。運悪くその座席になってしまうと、足元が狭くなってしまいます。

また、たまたまかもしれませんが、2017年の搭乗では機内が異様に寒かったです。

毛布は1枚座席に置いてあるのですが、この時は機内が寒すぎてあまっていた毛布はあっという間に配り終わってしまい、2枚目の毛布はもらえませんでした。

念のため、防寒対策はしておいた方がよさそうです。

何せ12時間以上のフライトですので、イタリアに着く前に風邪をひいてしまいそうでした。

機内食

アリタリア航空機内食
2017年の機内食

アリタリア航空機内食
2015年の機内食

アリタリア航空の機内食は、2009年まあまあ美味しい→2015年かなり味が落ちた、と推移しましたが、2017年の搭乗では、味が持ち直して「2009年のレベルにまで戻ったかな」と感じました。

また、2回目の食事の量がかなり少ないのがアリタリア航空の機内食の特徴ですが、これは2017年でも変わりありませんでした。

アリタリア航空では2回目の食事は「朝食」扱いで、イタリア人があまり朝食をたくさん食べない習慣があるためか、食事というよりは軽食のような感じです。

アリタリア航空朝食
2017年の「朝食」

アリタリア航空機内食
2015年の「朝食」

若い男性などはあの量では足りないと思いますので、何かプラスアルファでお菓子を持ち込んだ方がよいと思います。

機内食は、ドリンク&スナック→夕食→おにぎりorサンドイッチ→朝食という頻度で出てきます。

スナック菓子はとても美味しいです!

コーヒーは、イタリアのナショナルフラッグではありますが、エスプレッソではなくアメリカンコーヒーが出てきます。

機内後方にある、セルフサービスコーナーの飲み物やお菓子の種類は少ないので、あまり期待しない方がよいです

その他サービス

CAさんは、国籍・男女問わず感じの良い方が多いです。

陽気なイタリア人CAさんは頼んだことを忘れてしまうこともありましたが、声をかけやすい雰囲気なので、再度お願いすることはストレスではありませんでした。

アリタリア航空・プレミアムエコノミーの感想 (2013年搭乗)

2013年の旅行では成田空港のアリタリア航空カウンターで、1万5千円の追加料金でプレミアムエコノミーに変更できると言われたため、往路だけプレミアムエコノミーを利用しました。

機内環境・座席

アリタリア航空プレミアムエコノミー

プレミアムエコノミーの座席配列は2-4-2でした。

エコノミーとの座席の違いは、リクライニングが、背もたれを倒すのではなく、前の方に沈み込む仕組みになっていて、前の席の背もたれが倒れてこないため、圧迫感がありません。

私が搭乗した時は、プレミアムエコノミーは空席だらけだったので、広々と使えて楽でした

エコノミークラスと比べて、座席がやや広くはあるのですが、もし満席だったら、数万円以上の値段を出す価値があるかと言えば、個人的には微妙かなあと感じました。(周囲の座席が空席だらけであれば良いですが。)

トイレや、軽食のテイクアウトが、ビジネスクラスとではなく、エコノミークラスの人々と共通だったのが、少し残念でした。

機内食

アリタリア航空プレミアムエコノミー機内食

二度の食事のうち、はじめの食事がエコノミーとは違う食事でした。エコノミークラスより、ずっと美味しかったです。

二回目の食事の「朝食」は、エコノミーと共通のものですので、エコノミーと同じく量が少なかったです。

その他サービス

空港では、他のエグゼクティブクラスと同様に、優先搭乗ができました。

席に座ってすぐ、ウェルカムドリンクと、歯ブラシ、耳栓、アイマスク、靴下の入ったポーチをもらえました。

主要空港について

アリタリア航空を使ってイタリアに行く場合は、直行便がローマ行きかミラノ行きなので、ほとんどの場合、どちらかの空港を使用することになります。

ローマ・フィウミチーノ空港(レオナルド・ダ・ヴィンチ国際空港)

フィウミチーノ空港

一部リニューアルされて、結構きれいになったローマのフィウミチーノ空港。ただし、まだ古くてもさっとしている部分もあります。

到着便の場合は、預けた荷物が出てくるのが遅く、また、どこのターンテーブルから出てくるのかわかりづらいため、受け取るまでに時間がかかります。この辺りはイタリア的、という感じです。

フィウミチーノ空港を乗り継ぎに使った感想

フィウミチーノ空港

2015年、2017年には、フィウミチーノ空港を乗り継ぎ空港として利用しましたが、乗り換えは難しくなく、スムーズでした。表示に従って、ターミナル移動するだけです。移動距離もそれほどありません。

どのターミナル間で乗り換えるかによって違いはありますが、税関の混雑などがなければ、乗り換えのための所要時間は30分程度です。

また、リニューアルによって、上階に広い待合のための空間ができました。カフェやバールが併設されていて、ゆったり過ごせます。

フィウミチーノ空港からローマ市街地まで

市街地まではレオナルド・エクスプレスという電車でテルミニ駅まで行けますが、予約してあるホテルが駅周辺でなく、複数人数での旅行の場合は、ローマ市内の城壁内まで定額€48のタクシーで、そのままホテルに向かう方が楽です。

空港内では非正規タクシーの運転手が客引きをしているので、相手にせず、正規のタクシー乗り場から乗車しましょう(正規のタクシー運転手は空港内での客引きはしません)。

フィウミチーノからローマ市街地までいく方法をもっとくわしく知りたい方はこちらの記事をどうぞ→ローマ・フィウミチーノ空港への行き方!タクシーと鉄道どちらで行く?

ミラノ・マルペンサ国際空港

ミラノ・マルペンサ空港

往路・帰路共に一度利用しました。イタリアの空港の中では、まあまあこぎれいな空港です(笑)。

難点は市街地までが遠いことで、バスで1時間~1時間半かかります。日本の成田空港などを考えると、それでも近いですけどね。

アリタリア航空の一般的な評判

アリタリア航空

私はアリタリア航空で、不快もしくは不遇な思いをしたことがないので、印象は悪くない航空会社なのですが、実は、一般的にはアリタリア航空の評判は良くないです。

その原因としては、遅延やストライキ、またロストバゲージが多いことなどが挙げられます。

それでも、イタリアに行く場合には、直行便のあるアリタリア航空は魅力的です。

直行便であれば、遅延はそれほどまで痛手ではありませんし、ロストバゲージも確率は低いので、私はローマ、ミラノに行く場合には、アリタリア航空の直行便を第一希望に考えます。

アリタリア航空のまとめ

アリタリア航空を使うメリット

  • イタリアへの直行便を運航している
  • 飛行機の中からイタリア気分を味わえる

アリタリア航空を使うデメリット

  • ロストバゲージや遅延などが多いと言われている
  • 2回目の朝食となる機内食の量が少ない

アリタリア航空の航空券はどこで購入する?

アリタリア航空は、日本語の公式サイトがあり、ここで航空券の予約・購入ができますが、画面が途中で止まるなど、ちょっと使いにくいです。

アリタリア航空の公式サイトで、私はミッレミリアカード(マイレージカード)を作りましたが、画面が最後までたどり着けず、コールセンターに電話する羽目になりました。

このコールセンターも、常に回線が混み合っていて、なかなかつながりませんでした。

そんなわけで、アリタリア航空の航空券を購入するときは、JTB海外航空券を利用しています。

発券手数料無料なので、アリタリア航空の公式サイトから購入する場合と航空券代は変わらないですし、サイトもアリタリア航空の公式サイトより使いやすく、おすすめです。

JTB海外航空券



この記事を書いた人
辺獄
辺獄イタリア旅行マニア
イタリア旅行マニアで今まで9回イタリアに足を運んでいます。何度でもイタリアに行く自分のために、イタリア旅行のマニュアルを作成したのがこのサイトです。