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ヨーロッパ旅行の定番！KLMオランダ航空
KLMオランダ航空は、その名の通り、オランダの航空会社です。
航空券料金がリーズナブルな割にサービスも良く、評判の高い航空会社で、ヨーロッパ旅行に利用する人が多く、イタリア旅行でも定番の航空会社といえます。
2013年の帰路にエコノミークラスを利用しましたので、感想をまとめました。
KLMオランダ航空（エコノミー）の感想 （2013年搭乗）
座席・機内環境
座席の配列は３－４－３でした。満席だったこともありますが、他の航空会社と比べて、やや窮屈に感じました。
また、前の座席の背面に、カップホルダーが無く、このことが大きなマイナスポイントとなりました。
たまたまかもしれませんが、機内が暖房が効き過ぎて暑く、また乾燥していたため、かなり水分補給が必要なフライトでした。ですが、カップホルダーがなかったので、飲料品を手元にに置いておけなかったのです。
カップホルダーがなくても、機内でペットボトルの水をもらえれば問題なかったのですが、ペットボトルの用意もありませんでした。
コップに入れた飲み物はもらえましたが、カップホルダーがないため、テーブルを出して置いておかなければなりません。ずっとテーブルを出したままにするのは、当然窮屈です。
文字で読むと、大したことなく感じるかもしれませんが、本当に苦痛で、今までの国際線フライトの中で、一番しんどい体験となってしまいました。
機内食
機内食は、今まで体験したエコノミーの中で、一番美味しかったです。
特に和食は、アムステルダムのホテルオークラがプロデュースしているそうで、抜群のおいしさでした。
機内食のレベルは、味、飾り付け共に、欧州線のエコノミーの中ではトップクラスだと感じました。
その他サービス
CAさんは、国籍、男女問わず、感じもよく、またしっかりしていました。
軽食などが出てくるときに、コップや包装のデザインがかわいらしく、細かい部分のセンスが良いと感じました。
長時間のフライトで、こういう小物類がかわいらしいと気分が和みますので、特に女性には嬉しいサービスです。
アムステルダム国際空港について
KLMオランダ航空を使ってイタリアに行く場合は、たいていアムステルダム国際空港（スキポール空港）での乗り換えとなります。
アムステルダム国際空港は広い空港ですが、中継空港としての機能に力を入れているため、乗り換え表示がわかりやすく、大きな空港にありがちな、乗り換えに苦労する、といったことはありません。
乗り継ぎのフライトを待つ間、リラックスできるように、寝転がれるようなソファや、マッサージ機、ゲーム機などもたくさんあります。
空港内には、時間を有意義に過ごせるように、ミニ美術館もあるそうです！
また、空港内にカプセルホテルもあるため、乗り換え時間が長い場合は利用する手もあります。
このように、アムステルダム国際空港は、乗り換え時間を過ごすのが、とても快適な空港だと思います。
他の空港よりも、セキュリティチェックが厳重で、セキュリティを通った後、搭乗直前にまた身体チェックの機械があるのが、やや煩わしいですが、安全運航に力を入れていると思えば、むしろ歓迎することかもしれません。
KLMオランダ航空の一般的な評判
KLMオランダ航空は、航空会社ランキングでも、だいたい上位にランクされる、安定した評判を持つ航空会社です。
比較的、ストライキやロストバゲージの話は聞かないですし、安心して利用できる航空会社だと思います。
KLMオランダ航空のまとめ
KLMオランダ航空をイタリア旅行に使うメリット
機内食が美味しい
小物のデザインがかわいらしくてハイセンス
中継となるアムステルダム国際空港が使いやすい
KLMオランダ航空をイタリア旅行に使うデメリット
フライト中に飲料水を手元に置いておけず、つらかった
KLMオランダ航空は、良い所だらけだったので、次からはKLMオランダ航空一択かな…とまで思いかけたのですが、乾燥した機内で、手元にドリンクを置いておけなかったというストレスが本当につらかったです。
次に乗るときは、セキュリティチェックの後にペットボトルを買って、機内に持ち込めばいいのかもしれませんが、欧州線のフライトで、ペットボトルの水が用意されてないというのは、初めてでした（もしかしたら、改善されている可能性はありますが）。
結局、どの航空会社も一長一短だなあ…という感じで、 KLMオランダ航空は、私の中でのファーストチョイスになり損ねた、という感想です。
ただ、それ以外は、本当に長所が多い航空会社なので、イタリア旅行へのフライトとして、選ぶ価値はあると思います！
