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アッシジ道案内

イタリア旅行では、地図を持っていても目的地に上手にたどりつけないことがあります。

城壁に囲まれた山間部の都市は、道が迷宮状に入り組んでいて、等身大の迷路になっていることがあります。

平地の都市部でも、観光のメインとなる旧市街は、町の景観を保つために、同じような色の建物が並び、ランドマークになる建物が少なく、道探しに苦労します。

そんな時、通りかかった地元のイタリア人に声をかけて、道を教えてもらう機会も出てくると思います。

イタリア人が教える道は間違っていることが多いです!

チェファルの岩山

イタリア人の国民性は、概して陽気で話し好きな人が多く、道をたずねたら、親切に教えてもらえることが多いです。

しかし、ここで注意してください!

観光案内所のスタッフや、ホテルのフロントで尋ねた場合は、教えてくれる道が間違っていることはあまりないですが、道端で一般の人に道を聞いた場合、答えが間違っていることが多いのです。

正確に統計を取ったことはないですが(笑)、イメージだと、15%くらいの割合で間違っています。

イタリア人が確信のない道を教えるのは文化の違い

サン・クイリコ・ドルチャ

「何で違う道を教えるんだ!嫌がらせのつもりか!」と、時間がなくて焦っている時には、腹も立つかもしれません。

ですが、イタリア人が間違った道を教えてしまうのは、決して悪意ではなく、むしろ善意なのだそうです。

困った人に助けを求められたときに、「わかりません」と答えるのは不親切で、それよりは、確信はなくても、「自分はこう思う」という考えを述べる…という価値観なのだそうです。

日本人は、「間違った情報を教えたら迷惑だから、わからないと答えた方が親切だろう」と考える人の方が多いですよね。

まったくもって、文化の違いだなあと思います。

イタリア人に道を尋ねる時は何に注意すればよい?

コルトーナ

さて。こんな日本とイタリアの文化の違いに、私は何度も痛い目を見てきました。

道を尋ねたときに、「わかってなくてもとりあえず何か答える」イタリア人の回答を、どう扱えばよいか。

現段階の私の結論はコレです。

イタリア人が即答でなく何か思案してから答えた時は、その答えを鵜呑みにしないで他の人にも聞いてみる」。

イタリア人でなくても、わかっている道を答える時は、それほど考えずに、すぐに教えることができますよね。

ちょっと考える時間があるということは、その場所を正確には知らない可能性が高いということです。

「そうは言っても、一度答えてもらってるのに、その人の目の前で他の人に聞くのは失礼で、ちょっとできない…」という人もいるかもしれません。

そんな時は、その人が教えてくれた方向に少々進んでから、他の人に聞けば大丈夫です!

もっと言えば、イタリア人は細かいことは気にしないので、それほど気をつかわなくても大丈夫です。

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