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イタリアのトイレ

こちらは、イタリア旅行でトイレに困らないためのページです。

トイレ?普通にそこらへんの店に入って、ウォシュレットでさわやかに済ませればいいだろ?とお思いのアナタ、甘いっ!

ミラノのドゥオモ近くのオシャレなショッピングセンターに入ったとき、トイレが建物内(各階ではなく、建物内に!)に男女各ひとつずつしかなく(5階建ての百貨店並みの店ですよ!)、10人待ちでした…。

そしてようやく待った挙句に中に入ると、トイレットペーパーなど、残骸しかなし。いわんや、ウォシュレットをや。

鍵が閉まらない、それどころかドアが閉まらない、便座がなくて座れない、水が流れない、などなどなどなど日常茶飯事。それでお金を取る有料トイレだってあります。

でも、特に女性にとって、綺麗なトイレに、入りたいときにありつけないのは悩みのタネ。というわけで、イタリアでの正しいトイレの求め方を、旅の経験からご紹介します。

イタリアのトイレ最新情報!イタリアでトイレ革命が起きている?

イタリアのトイレ

実は、上の文章は、2009年のイタリア旅行から帰ってきたときに書いたものです。

2018年現在の、私の感想としては、イタリアのトイレは、だいぶ綺麗になってきた感じがあります。

便座やトイレットペーパーがないことは少なくなりましたし、最近では、手洗い石鹸が備えてあるトイレも多く、ハンドドライヤーまで見かけるようになりました。

特に成長目覚ましい(?)のが、電車内のトイレ!以前は、「かろうじてトイレ」って感じのトイレが多かったのですが、最近はさわやかに使用できるトイレに出会うことが多いです。

とはいえ、日本のトイレがレベルが高すぎて、しかもいまだ進化中なので、イタリアと日本のトイレの差自体は、あまり縮まってないように思います(笑)。

以前のように、絶句するトイレに遭遇する可能性は減ったと言え、日本の感覚でイタリアのトイレを考えていると、痛い目を見ますので、旅行前に、イタリアのトイレ事情を把握しておきましょう。

イタリアのトイレは綺麗になっても、数は増えていないのが現状である

イタリアのトイレ

ハイ、タイトルに書いた通りなのですが、イタリアのトイレは、確かに進化してます。綺麗になってきました。

しかし、やはり、トイレの数は日本人にとっては少なく、心もとないです。観光地のトイレは並んでいることも多いですし、ふとトイレに行きたくなった時に見つからないことも多いです。

実は、イタリア旅行のトイレで一番問題になるのは、トイレが汚いことではないです。

トイレに行きたいときに見つからないこと!こっちの方が大問題です!トイレにどうしても行きたいときは、どんなにダメトイレだろうと、トイレと名のつくものがあるだけでOKなのです!

私は、この危機を「トイレ危機」と呼んでいます。「危機」の部分は、カッコよく「クライシス」とカタカナ読みしてくださいっ!

トイレ危機に陥らないための3つの鉄則!

鉄則1 美術館や教会に入ったら、とりあえずトイレに入る!

ヴェネツィア アカデミア美術館

観光のために入った美術館や教会で、そこそこのレベルのトイレがあったら、とりあえず入っておきましょう。

美術館系は、比較的きれいで使いやすいトイレが多いです。

教会は、有料入場の教会はトイレを使えることが多いですが(レベルは美術館よりは下)、無料入場の教会は、基本的には観光客にトイレを開放していません。

鉄則2 有料トイレよりもバールの方が使える!

ヴェネツィア ポンティーニ

道端でトイレに行きたくなった時、観光名所近くや、駅だと有料トイレが設置されていたりします。だいたい€0.4~1で、有料だからと言ってキレイとは限らないのがネックです。

イタリアでは、有料トイレよりもバール(BAR)の方が簡単に見つかります。どうせ€1ユーロ払うのなら、バールの立ち飲みコーヒーがだいたい€1なので、バールでトイレを借りた方がお得かもしれません。

ローマは、全てのバールにトイレを設置することが義務付けられてるそうです。ローマでなくても、バールにはたいていトイレがあります。

ちなみにバールのトイレの綺麗さは、だいたいバールの内装と比例しているので、トイレ選び…いや、バール選びの参考にしましょう。

また、コーヒーを立ち飲みでなく、座って飲むと、席代を取られて、コーヒー代(トイレ代)が一気に2倍以上になりますので、気をつけて。

鉄則3 駅のトイレは離れているので、余裕を持ってトイレに行く!

サン・ヴィート駅

イタリアの鉄道駅では、大きな駅になればなる程、トイレがホームから離れた場所にあります。

電車が発車するギリギリの時間に、トイレの表示に沿ってトイレを探すと、なかなかたどり着かず、焦ることがあります。

イタリアの電車内のトイレは、最近結構キレイです。駅のトイレよりキレイなことも多くなってきたので、時間がない時は、そのまま電車に乗って、車内のトイレを使いましょう。

ちなみに、駅のトイレは、表示に沿って探しに行っても、鍵をかけて閉鎖されていることもあります。

イタリアのトイレの男女表示は?

イタリアのトイレ

イタリアのトイレの男女表示は、アイコン表示の場合、女性は日本とほぼ同じですが(→)、男性表示は、日本でよく見る逆三角形の胴体ではなく、普通の人間アイコンです(→)。

私はまだイタリアビギナーだった頃、は男女共用の意味かと勘違いして、男子トイレに間違って入っちゃったことがあります(笑)。

文字で書く場合は、女性が「DONNE」、男性が「UOMINI」です。これも、まだイタリアビギナーだった頃、「UOMINI」の方が英語のWOMANに近いと思って、男子トイレに…(以下略)。

イタリア語で「トイレ」は何と言う?

イタリア語でトイレを指す最も一般的な単語は「Bagno」です。「バーニョ」と読みます。

「トイレはどこですか?」と聞きたい場合は、「Dov’e il bagno?」=「ドヴェ・イル・バーニョ?」です。

英語を使って聞く場合は、「Restroom」という単語を使うのがスマートだそうです。

イタリアのトイレに持っていくと便利なものは?

さて。以前の私は、イタリアのトイレを使うときの必需品として、ウェットティッシュ、ポケットティッシュ、携帯用ハンドソープを必ず持ち歩いていましたが、最近は、ハンドソープがないトイレは少ないので、携帯用ハンドソープは持っていかなくなりました。

ウェットティッシュは、日本のように、使用前に便器を拭く消毒液が置いてあるトイレはほとんどないので、その代用として使います。また、手洗い用の水が出ない時にも便利なので、必需品です。

ティッシュペーパーは、最近ではほとんどのトイレに備えてありますが、万が一のことがありますので、必ずポケットティッシュを持っていきます。

ポケットティッシュは、最近はあまりトイレで使わないため、旅行の最後に余ることが多いですが、スーツケースの隙間を埋めるのに便利なので、多めに持って行っても困らないです。

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