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イタリアの薬局

自分は健康で、イタリア旅行中に風邪なんかひくまいよ、と思っているアナタ。

実は、私も結構健康自慢で、日本ではほとんど風邪をひきません。

それなのに、これまで8回のイタリア旅行で、3回も風邪をひいてます。8回中、3回!

そのうちの1回は熱が38℃以上出て、結構しんどかったです。

イタリア旅行は、アップダウンのある石畳を歩くことが多く、見どころが多いため、知らず知らずのうちに強行スケジュールになり、身体に負担がかかることも多いです。

日頃風邪をひかない人でも、風邪薬は、多めに持っていくことをおすすめします。

イタリアでは軽い体調不良は病院でなく薬局で相談できる

イタリアの薬局

イタリアで3回も風邪をひいたなら、一度くらいはイタリアの病院に行ったことがあるかというと、実は一回もありません。

もちろん毎回旅行保険に入るので、診察を受けても保険でまかなえるのですが、イタリア人は、風邪くらいでは病院には行かないそうです。

なぜなら、日本以上にイタリアの病院は、長蛇の列がすごく、待ち時間がスゴイのだそうです。

イタリア人は、軽い体調不良の時は、「薬局=farmacia(ファルマチア)」へ行きます。

イタリアの薬屋

緑色の正十字が、薬局(ファルマチア)の目印です。

薬局には、白衣を着た薬剤師さんがいて、症状を伝えると、その症状にあったお薬を用意してくれます。

薬局を利用するのは、軽い体調不良の時なので、身振り手振りでもじゅうぶん通じます。問題がある身体の個所を、指させばOKです。

私は、1回目に発熱つきの風邪をひいたときは、食欲も落ちてしまい、姉がホテルスタッフさんと一緒に薬局に行って、栄養ドリンクを買ってきてくれました。

イタリアの栄養ドリンク

コレ。結構、元気が出ました!

3回目の風邪の時は、喉の痛みがひどく、薬剤師さんに訴えると、プロポリス入りのトローチみたいなのを出してくれました。

イタリアのトローチ

こちら。おいしくはありませんでしたが(味はどうでもいいでしょ!)、なかなか効きました。

また、日本から準備してきていたマスクが切れてしまったので、マスクも買ったんですけど…

イタリアのマスク

日本のマスクとは全然違う件!

日本中を席捲している、あの不織布マスクをイタリアで入手するのはかなり難しいです。薬局やスーパーではなかなか見つかりません。

イタリアでは入手できないという前提で、なるべく多めに用意することをおすすめします。

イタリアでは普通にマスクをつけても大丈夫?

イタリアでは、日常的にマスクをつける習慣はないため、マスクをしていると、ちょっと変な目で見られます(もしかしたら、日本人観光客のマスクに慣れつつあるかもしれませんが)。

自分が風邪をひいている時は、エチケットマスクとして仕方ないですが、予防のためにマスクをするのは、できるだけ避けた方がよいかもしれません。

バスの車内やホテル内など、室内の乾燥対策としてのマスクで、あまり人に見られることがない場合は、それほど問題ないです。電車は、結構周囲の乗客から見えてしまうので、状況で判断しましょう。

farmacia(薬局)とerboristeria (ハーブ薬局)の違い

フィレンツェ ハーブ薬局

イタリア語には、日本語で「薬局」と訳される語が二つあり、ひとつが「farmacia(ファルマチア)」、もう一つが「erboristeria(エルボリステリア)」です。

風邪薬などを扱っているのは「farmacia(ファルマチア)」で、「erboristeria(エルボリステリア)」は、ハーブコスメや、ハーブティなど、ハーブ専門薬局です。

ちなみに、世界最古の薬局として有名な、フィレンツェのサンタ・マリア・ノヴェッラ薬局は、ハーブを使ったコスメ類の販売をしているので、「erboristeria(エルボリステリア)」系統の薬局です。

「erboristeria(エルボリステリア)」で風邪薬が購入できることはほとんどありませんが、逆に、「farmacia(ファルマチア)」にコスメ類が置いてあることはあります。境界があいまいなお店もあるので、違いはザックリしたものだと考えてください。

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