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パドヴァ カフェ・ペドロッキ

パドヴァ観光といえば、スクロヴェーニ礼拝堂でジョットの最高壁画を見学!というイメージですが、パドヴァには、スクロヴェーニ礼拝堂以外の見どころがたくさんあります。

北イタリア・ヴェネト州特有の平地を、都会的な人たちがテキパキと歩いたり、パドヴァ大学の学生らしき人々の活気がもたらす町の雰囲気も、ぜひ味わいたいところです。

歴史あるカフェ・ペドロッキにも入店したいですし、学生の町ということもあり、安くて美味しいストリートフードのお店も多く、ヴェネツィアに行くついでに、スクロヴェーニ礼拝堂にだけ立ち寄るのはモッタイナイっ!

私はフェラーラからの日帰りで、朝10時から夜7時まで、ほぼ丸一日滞在しましたが、それでもパドヴァ歩きには、時間が足りなかったくらいです。

パドヴァを1日でまわるモデルコース

本当はパドヴァは1泊して、48時間有効のパドヴァカードをフルに使いたいところですが、やはりパドヴァは、隣町ヴェネツィアから日帰りする人が多くなると思います。

私は、「コレしかないっ!」というモデルコースに沿って歩き、忙しいながらも、何とか1日で完走できました。

鈍足旅行派の私でもこなせた旅程ですので、普通の速度で観光するなら、1日でまわれるモデルコースです。

実際にパドヴァで歩いてみて、順番を変えた方がよかったかな?という箇所がひとつだけあったので、ちょっとだけ修正したバージョンですが、ご紹介します。

スクロヴェーニ礼拝堂
パドヴァ

まずは朝一番でスクロヴェーニ礼拝堂へ。スクロヴェーニ礼拝堂は、朝一番の時間だと比較的空いていて、ゆっくり見学できると言われています。

エレミターニ市立博物館の絵画館
スクロヴェーニ礼拝堂と同じ敷地内にある絵画館へ。ジョルジョーネ作とも言われる小品や、ヴェロネーゼ、ティントレットなどのヴェネツィア派絵画を1時間程度で観賞。
エレミターニ教会

市立博物館のすぐ近くの、マンテーニャの壁画の一部が残るエレミターニ教会を見学

ラジョーネ宮
ラジョーネ宮

ラジョーネ宮へ10分ほど歩いて移動。私は実際には、ラジョーネ宮には時間があったら入ろうと思い、行程の後ろの方に回しましたが、一面に描かれたフレスコ画が神秘的で美しいので、先にこのタイミングで入ることをおすすめします。

ランチ休憩
レストランやストリートフード店の多いラジョーネ宮近くで、そのままランチ休憩。私は「daPrette」というお店で包みピザを買って、広場に座って食べました。その後に、カフェ・ペドロッキで軽く食後のコーヒーを飲むのもおすすめ!
サント広場へ移動
パドヴァ
サンタントニオ教会などがあるサント広場へ南下。トラムを使って移動するもの有りです。
サン・ジョルジョ礼拝堂+サンタントニオ同信組合
パドヴァ
サント広場にある、ジョット風の壁画が残るサン・ジョルジョ礼拝堂と、ティツィアー二作品があるサンタントニオ道信組合を見学。
サンタントニオ聖堂
パドヴァ

サンタントニオ聖堂内部を見学。聖堂前の、ドナテッロ作ガッタメラータ騎馬像の観賞もお忘れなく!

「Biasetto」でお茶休憩

サンタントニオ聖堂の裏から城壁を出て、世界チャンピオンのパティシェが作るケーキ屋さんの「Biasetto」へ。カフェコーナーがあるので、ケーキを食べて休憩。

サンタ・ジュスティーナ教会
パドヴァ

城壁内に戻り、サンタ・ジュスティーナ教会へ。祭壇画のヴェロネーゼ作品は、遠目になり、あまり見えないので、時間がない場合は、遠くから外観を眺めるだけにしましょう。

植物園

世界遺産の植物園を見学。私は時間がなくて、植物園には入れませんでした。

プラート・デッラ・ヴァッレ

楕円形の広場プラート・デッラ・ヴァッレを見学。洗練された美しさのある広場です。

トラムで北へ戻る
トラムを使って北の方へ戻りましょう
カフェ・ペドロッキ2階を見学
カフェ・ペドロッキ2階

カフェ・ペドロッキの2階は、美しい部屋と、リソルジメント博物館が入っているので、時間があったら見学しましょう。また、午前中にカフェ・ペドロッキのカフェに入っていない場合は、ぜひこのタイミングで入りましょう。店名にもなっているミント入りコーヒー「カフェ・ペドロッキ」を味わわなきゃ!

パドヴァ駅へ戻る
思い残すことがなければ、トラムか徒歩でパドヴァ駅に戻りましょう。私は、スクロヴェーニ礼拝堂にもう一度入りたくて、夕方遅い時間の予約を取り、再入場してから駅へ戻りました。

モデルコースに補足説明

パドヴァ

パドヴァのような見どころが多い町は、心残りがないように、「見たいものから先に見る」のが鉄則で、この「見たい順」と、効率よく歩くことを、両立させる必要があります。

パドヴァに行ってみて、私はラジョーネ宮が大変に気に入りましたが、ラジョーネ宮は、旅程の後ろの方で入場する旅程となりました。

もし時を巻き戻して、パドヴァ歩きのコースを考えなおすことができるなら、ラジョーネ宮は、もう少し早い時間に入りたいなあと思い、私が実際に歩いたコースをアレンジしてみました。

逆に、植物園など、町の南側に見たいものが多いと言う場合は、最初にトラムで植物園あたりまで南下して、先にそのエリアを周遊してから、北上するという順番にしましょう。

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この記事を書いた人
辺獄
辺獄イタリア旅行マニア
イタリア旅行マニアで今まで9回イタリアに足を運んでいます。何度でもイタリアに行く自分のために、イタリア旅行のマニュアルを作成したのがこのサイトです。