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カフェ・ペドロッキ

「パドヴァは、スクロヴェーニ礼拝堂だけ立ち寄って去るにはもったいない町!」と、よくこのサイトで書いています。

じゃあ、パドヴァでは、スクロヴェーニ礼拝堂以外のどこがおすすめなの?と言うと、さまざまな見どころがありますが、私がイチオシなのは「カフェ・ペドロッキ」!

カフェ・ペドロッキ?はい、そうです。カフェです!

カフェ・ペドロッキとは?

パドヴァ カフェ・ペドロッキ

カフェ・ペドロッキ(Caffe Pedrocchi)は、パドヴァで最も有名な老舗カフェで、創業1831年という歴史を誇ります。1831年といえば、日本では江戸時代、天保の改革あたりですね。

カフェ・ペドロッキは、古いだけでなく、19世紀~20世紀の、イタリアの歴史と共に歩んできたカフェです。

19世紀~20世紀初頭のイタリアのカフェは、ただお茶やエスプレッソを飲む場所というより、芸術家や文学者、思想家たちが、高尚な議論を繰り広げる、サロンとしての役割も持っていました。

フランス革命でも、カフェが革命家たちの集会所になっていたのと同じように、19世紀後半のイタリア統一運動の際にも、外国勢力と戦うための、拠点となったカフェがありました。

カフェ・ペドロッキはその典型で、オーストリアからの独立戦争の際、政治サロンとしての役割を果たします。

そんな歴史を持つカフェ・ペドロッキは、外観・内観ともに、どこか毅然としたエレガントさを感じます。

現在でも普通に営業しているカフェでありながら、パドヴァの重要な観光名所のひとつとなっています。

名物「カフェ・ペドロッキ」を飲もう!

重厚な歴史を持つカフェ・ペドロッキですが、カフェ・ペドロッキのすごさは、その歴史だけではありません。

カフェとして利用しても、非常に非常においしいものにありつけるのです!

特に、味わってほしいのは、看板名がそのままついている「カフェ・ペドロッキ」という名前のミントコーヒーです。

カフェ・ペドロッキ

エスプレッソに、ほんのり甘いミントクリームがかけられていて、絶妙な甘さとさわやかさ!ここでしか飲めない味です。

飲み物だけでなく、お菓子類も、見た目も美しいし、味も品があっておいしいです。

パドヴァに行って、カフェ・ペドロッキを楽しまないのはもったいないですよ!

お得な値段で楽しむならカウンターで!

カフェ・ペドロッキ

しかし、話を聞くからに高級カフェ…飲食代が高額になるのでは?とお思いになるかもしれません。

確かに、カフェ・ペドロッキはサービスも一流で、テーブル席で座ってサービスを受けると、ミントコーヒー「カフェ・ペドロッキ」は€5、ティラミスは€6。

日本のカフェの値段を考えると、それほど高く感じませんが、イタリアでは確かに高い方かもしれません。

ですが、バール方式の立ち飲みカウンターで飲食するなら、「カフェ・ペドロッキ」は€3でした。小さなミニケーキ(ミニョン)は€1。イタリアの普通のバールと、それほど変わらない値段です。

テーブル席で、優雅な時間を過ごすのもよいですが、パドヴァでの予定が忙しく、とりあえずカフェ・ペドロッキをサッと飲みたい!という方は、カウンター利用がお得です。

カフェ・ペドロッキはランチ利用もできる

カフェ・ペドロッキは、そこそこリーズナブルなお値段で、ランチ利用(12~15時)もできます。

イタリア風のサンドイッチのような軽食メニューが、€15前後でありました。

ランチでゆっくり滞在するのもよさそうですね。

2階は観光名所!

カフェ・ペドロッキ

カフェ・ペドロッキの1階部分はカフェですが、2階は「Piano nobile(高貴な階)」と呼ばれていて、有料入場する観光名所となっています。

ルネサンス期の美しい部屋や、対オーストリア独立戦争の資料を保管している、リソルジメント博物館が入っています。

カフェ・ペドロッキ

パドヴァカードで入場できますので、パドヴァカードを購入した場合は、2階も見学してみましょう。

カフェ・ペドロッキの場所


カフェ・ペドロッキは、パドヴァのほぼ真ん中と言えるような場所にあり、観光インコメーションも近くにあります。

入り口はいくつかあり、ガリバルディ大通りから続くVia VIII Febbraio(トラムは走っていない通り)からも入れますし、北側のペドロッキ広場からも入れます。2階に入場するには、広場側が入り口になります。

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