【目次】
私がパドヴァという町を気に入ったのは、スクロヴェーニ礼拝堂がすばらしかったとか、素敵な教会が多かったとか、トラムに乗るのが楽しかったとか、いろいろ理由はありますが…
おいしいものにたくさんありつけた!というのも大きいと思います!
パドヴァには、カフェ・ペドロッキという、超有名カフェがあり、超おすすめですが(→パドヴァの超おすすめ!老舗「カフェ・ペドロッキ」でミントコーヒー!)、パドヴァにはもうひとつ、世界チャンピオンのケーキ屋さんがあります。
チャンピオンのケーキ食べたさに、忙しいパドヴァの旅程にねじこんで、行ってきました!
世界チャンピオンのケーキ屋さん「BIASETTO」
チャンピオンのケーキ屋さんとは、サンタントニオ聖堂近くから城壁を出た場所にある「BIASETTO」。
ベルギーのブリュッセル生まれのパティシエ、ルイージ・ビアゼットさんのお店です。
「Coupe du Monde de la Pâtisserie 1997(1997年のパティスリー世界杯)」で、優勝したパティシェです。
優勝したケーキはどれ?
世界一を勝ち取ったケーキは、「Settevali」というチョコレートケーキで、お店の看板商品です。
私はチョコレートケーキが苦手なので、他のケーキを食べましたが、選ぶのに迷う場合は、この世界一のケーキを味わっちゃいましょう!
「BIASETTO」のケーキはイタリアではちょっと高め
イタリアでは人気のお菓子屋さんは、地元の常連客で大混雑しますが、「BIASETTO」は、客足こそ途絶えませんが、それほど混雑はしていませんでした。
その理由は、「BIASETTO」のケーキは、イタリアの他のパスティッチェリア(お菓子屋さん)と比べると、お値段が高めだからだと思います。
「BIASETTO」の生ケーキはだいたい€5前後ですが、イタリアのパスティッチェリアのケーキは、€3前後が相場です。
日本の、デパ地下の高級ケーキと比べると、同じくらいの値段に感じますが、イタリア人にとっては、やはり高く感じるのだと思います。
「BIASETTO」のケーキは手が込んでいてオシャレなので、それほど高いと感じませんでしたが、イタリア人は日常的には、安くて美味しい、地元の定番お菓子を好むようです。
「BIASETTO」のカフェ利用の感想は?
「BIASETTO」にはイートインスペースがあり、カジュアルなカフェが併設されています。
「BIASETTO」は生ケーキが看板商品ですので、カフェで味わうのがおすすめです。
ただ、カフェで食べるとサービス料がかかり、持ち帰りより高くなります。
€5の生ケーキは、コース料理のデザートのように、きれいに盛り付けて€6.5になります。
こちらのケーキは「Settevali」に並ぶ看板商品の「Abraccio di Venere(アブラッチョ・ディ・ヴェーネレ)」です。マスカルポーネ入りの生地にラズベリーが載っています。幸せになる味でした!
こちらはパッションフルーツ入りの、柑橘系のケーキ「Filostrata」。こちらもさわやかで美味しかったです!
カプチーノは€1.6とリーズナブルなお値段でした。サービス料は、テーブルごとに€0.6の加算。これも、良心的だと思います。
カフェの雰囲気はカジュアルなので、雰囲気を考えると高いかなあと思いますが、ケーキの質を考えると妥当なお値段。総合的なコスパは悪くないと感じました。
お持ち帰りしたお菓子もご紹介
「BIASETTO」のお菓子は持ち帰りもできます。
イタリアで、こんな立派な箱に入れてくれる、パスティッチェリアは珍しいです。こういったサービスも、日本のデパ地下のケーキ屋さんに近いです。
小さなお菓子「ミニョン」はそれぞれ€1.2、丸いお菓子は「TORRINA ASPORTO」というお菓子で€5でした。
「BIASETTO」の場所は?
「BIASETTO」は城壁の外ですが、サンタントニオ聖堂からは歩いて5分程度です。パドヴァ散策の途中に、上手にお茶休憩に組み込みましょう。
パドヴァは中心部に、前述した「カフェ・ペドロッキ」があり、パドヴァ歩きのカフェ休憩としては「カフェ・ペドロッキ」がやはり定番です。
ですが、サンタントニオ聖堂周辺で休憩したい場合は、こちらチャンピオンのお店に足を運ぶとよいです。
甘いお菓子ばっかりすすめるのもアレなんですが(苦笑)、「カフェ・ペドロッキ」の伝統の味、「BIASETTO」の現代のチャンピオンの味、パドヴァではどちらとも味わうのがおすすめ!食べた分は、町をどんどん歩いて消費しちゃいましょう!
関連記事
パドヴァの超おすすめ!老舗「カフェ・ペドロッキ」でミントコーヒー!
スクロヴェーニ礼拝堂の予約方法!パドヴァカード利用やお得な裏技も!
パドヴァカードをお得に使う!スクロヴェーニ礼拝堂入場は曜日に注意!
- イタリア旅行マニアで今まで9回イタリアに足を運んでいます。何度でもイタリアに行く自分のために、イタリア旅行のマニュアルを作成したのがこのサイトです。
- 2024年11月17日宿泊税とは何か?イタリアではホテル代以外の料金が徴収される!
- 2024年11月17日イタリアのホテル朝食のすべて!量が少ないって本当?食べられる時間帯は?
- 2024年11月10日イタリアのホテル/B&B/アパートメント/ホステルの違いは?
- 2024年10月23日イタリアのホテル手配におすすめのホテル予約サイトはこの3つ!