【目次】
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ビザンチン、アラブ、ノルマン、バロックなど、多様な歴史と文化が積み重なっているパレルモは、個性的で、見ごたえのある教会が盛りだくさんです！
どこもかしこも、観光では外せない教会だらけなのですが、そんなパレルモの教会たちを、一挙にご紹介します。
まずは「Il Circuito del Sacro」について
パレルモの教会は有料教会がほとんどですが、「Il Circuito del Sacro」というグループに入っている教会は、対象教会にひとつ入ると、その教会の入場券で、他の教会が割引入場できます。
「Il Circuito del Sacro」の対象となっている教会一覧はこちらです。
カテドラル（大聖堂）
非常に大きい、メガサイズのパレルモの大聖堂。
歴代王の霊廟があり、イタリア史で非常に人気が高い、神聖ローマ皇帝フェデリコ2世（フリードリヒ2世）のお墓もここにあります。
パレルモ大聖堂は、いろんな建築様式が融合している建築物ですが、ノルマン様式の特徴である、裏側の模様が面白いという特徴があるそうです。私は見逃しました。どうぞ、裏側にも回ってみて下さい。
また、カテドラルの左側の通りが、なかなか雰囲気ありますので、裏側に回ったついでに、のぞいてみて下さい。
イタリア語：Cattedrale di Palermo
参考サイト：http://www.ilgeniodipalermo.com/
「Il Circuito del Sacro」割引あり
マルトラーナ教会
マルトラーナ教会は、モザイク教会です！「マルトラーナ教会」として知られていますが、「サンタ・マリア・デッラミラージョ教会」という別名もあるようです。
この教会のモザイクの出来はスバラシイっ！パレルモまで来て、マルトラーナ教会に入らないのはもったいないっ！個人的には、王宮のパラティーナ礼拝堂より、こちらマルトラーナ教会のモザイクの方が好きでした。
ちょっとだけ写真でお見せしますが、現物の良さは、なかなか画像では伝えられません。ぜひ現地で楽しんで来て下さい。
入り口は正面ではなく、お隣の赤い丸屋根が3つ並んだサン・カタルド教会側の側面です。
ちなみに、このマルトラーナ教会も、ちょっと引いた位置から見ると、ひとつ、小さな赤い丸屋根があるのがわかります。
イタリア語：La Martorana/La chiesa di S. Maria dell’Ammiraglio
参考サイト：http://www.ilgeniodipalermo.com/
「Il Circuito del Sacro」割引あり
サンタ・マリア・デッラ・カテーナ教会
サンタ・マリア・デッラ・カテーナ教会は、ヴィットリオ・エマヌエーレ大通りの東端近くにある教会です。
パレルモでは珍しい、ゴシック期からルネサンス期にかけて建てられた教会で、ゴシック、ルネサンスらしい、素朴さと調和があり、雑然としたパレルモの中で、異彩を放っています。
外見も内部も雰囲気が良く、入り口手前から見える港の風景も素敵です。
イタリア語：Chiesa di S. Maria della Catena
参考サイト：http://www.ilgeniodipalermo.com/
「Il Circuito del Sacro」割引あり
ジェズ教会
ジェズ教会（Chiesa del Gesù）は、旧市街の、狭い路地を抜けたところにある、大きなバロック教会です。周辺の雰囲気は、やや恐いです（だからって、何かあったわけではないですが）。
内部は壮麗で、無料ゾーンから、教会全体を見渡すことが出来ます。€5の入場料（博物館や、離れの礼拝堂まで鑑賞できる）で、じっくりと祭壇まで近づいて鑑賞できます。
パレルモで時間がある場合は、ジェズ教会の入場観光もなかなか面白いですが、時間がない方は、無料ゾーンからでも全体は見えるので、他の教会を見る時間を削ってまでは有料入場しなくていいかなーというのが個人的感想でした。
丸い赤屋根の教会2つ！
パレルモには、アラブ支配を今に伝える、アラブ風の赤い丸屋根を持つ教会があります。
パレルモに異国情緒を添えている赤い丸屋根教会は、パレルモでは絶対に訪問したいです。
2つある赤い丸屋根教会、サン・カタルド教会と、サン・ジョヴァンニ・デッリ・エレミティ教会は、こちらのページで詳しく説明していますので、ご覧下さい。
セルポッタの作品が鑑賞できる教会3つ！
パレルモの教会では、パレルモ出身のロココ期の彫刻家・セルポッタの作品に出会えることが多いです。
サン・フランチェスコ・ダッシジ教会をはじめ、セルポッタ作品を鑑賞できる教会は、こちらの記事で特集しています。
