パレルモのノルマン王宮は入場する曜日に注意する!

パレルモ

パレルモの最大の見どころであるノルマン王宮。王宮内の、豪華絢爛なモザイクで飾られた「パラティーナ礼拝堂」は、パレルモというより、シチリアを代表する観光名所です。

「パラティーナ礼拝堂」が最も有名ですが、「ルッジェーロ王の間」にも、見逃せないモザイクがあります。

ノルマン王宮は、現在では公務に使われている建物で、「ルッジェーロ王の間」まで見学したいなら、しっかり計画を立てて訪問する必要があります

というのも、「ルッジェーロ王の間」は、公務が行われる3階にあるため、火・水・木曜日には入場できないのです。

そのため、月、金、土、日と、火~木曜は、入場料も違います。「ルッジェーロ王の間」に入れる金~月曜は€12、火~木曜は€10です。

この€2の違いで、「ルッジェーロ王の間」を見る必要があるかと聞かれたら、私は「絶対ルッジェーロ王の間も見てくるべき!」と答えます。

「パラティーナ礼拝堂」と「ルッジェーロ王の間」で観賞できるモザイクは、どちらも12世紀の作品ですが、扱っているテーマも、全体としての雰囲気も違い、どちらも見る価値があると思います。

ぜひ、両方に入場できるように、旅程を調整することをおすすめします!

ノルマン王宮のみどころ

パラティーナ礼拝堂

パレルモ

パラティーナ礼拝堂は、王宮の2階にある、ノルマン王宮のみならず、パレルモを代表する観光名所です。

内部は、きらびやかなビザンチン様式のモザイクで、びっしり飾られています。

モザイクの主題は、旧約や新約の聖書のストーリーです。王宮の中の礼拝堂ということもあってか、ラヴェンナの教会で見たモザイクと比べると、宗教的厳かさより、豪華絢爛さが目立つモザイクだと感じました。

このビザンチン様式のモザイクだけでもお腹いっぱいになりそうなのですが、床や壁の低い部分は、ノルマン式の幾何学模様のモザイクで飾られています。ビザンチン様式のモザイクとは趣が違う、このノルマン・モザイクも素敵です。

また、天井を見上げるのも忘れないでください。天井は、ぼこぼこと卵パックみたいな形をしていて、よーく目をこらすと細かく装飾されています。この天井装飾は、アラブ芸術の影響を受けているそうです。

パラティーナ礼拝堂の床モザイク

ノルマン式モザイク

パラティーナ礼拝堂の天井

天井の装飾

シチリアは「文明の十字路」と呼ばれることがありますが、シチリア島で、ビザンチン・アラブ・ノルマンの芸術が混じり合ったことが実感できるパラティーナ礼拝堂。中に入ったら、その美しさにただただ息を呑むばかりですが、ぜひシチリア島の歴史にも思いを馳せてみてください!

ルッジェーロ王の間

ルッジェーロ王の間

「ルッジェーロ王の間」は、ノルマン王宮の3階にあります。

回廊の階段を3階まで上ると、透明のドアが閉まっていて、一見3階には入れないように見えます。「ルッジェーロ王の間」が共通券に含まれている日であれば、ドアが閉まっていても中に入れますので、ドアの前でしばらく待ちましょう。

透明のドアの向こうに係員がいて、観光客が来たことを確認すると、内側から鍵を開けてくれます。3階は議会堂があるため、他のエリアより警備が厳重です。

ガイドブックには、3階の見学はガイド付きツアーになると書いてあることもありますが、私が訪問したときは、ガイドツアーではなく、自由に3階を見て回ることができました。

「ルッジェーロ王の間」そのものには、入り口のところにロープが張ってあって入れませんでした。ですが、入り口からのぞくと、部屋を装飾しているモザイクはしっかり鑑賞できます。

「ルッジェーロ王の間」のモザイクは、エキゾチックな動物が多く描かれていて、狩りの様子をモチーフにしたものもあります。君主のプライベートルームということもあり、「パラティーナ礼拝堂」と違って、宗教色がうすく、のびやかな印象です。

モザイクの保存状態そのものは「パラティーナ礼拝堂」の方がよいですが、モザイク自体は、私はこちら「ルッジェーロ王の間」の方が好きでした。

難点は、「ルッジェーロ王の間」はそれほど広くなく、見学できる入り口部分も狭く、見学者が多いときは、譲り合って見学するため、長時間観賞するのが難しいです。私は何度も並び直して、心ゆくまで観賞しました。

ノルマン王宮の細かい注意点

ノルマン王宮の入り口は、ヌオーヴァ門を出て、左折したところにあります。

「パラティーナ礼拝堂」と「ルッジェーロ王の間」のどちらにも入れる日は、それぞれの入り口で、それぞれの切符をもぎられるので、おそらくどちらとも再入場はできません。入場したら、満足するまで観賞して次に行きましょう。

切符はなぜか、王宮を出るときも提示を求められました。王宮を出るまで捨てないようにしましょう。

トイレは入ってすぐ(建物の外)の切符売り場の近くにありました。2階や3階にはなかったと思います。

王宮
イタリア語:Palazzo Reale
公式サイト:http://www.federicosecondo.org/

他のパレルモ関連記事もあわせてどうぞ



イタリアでも当サイトを見てね!

海外用格安Wi-Fi<イモトのWiFi>

海外専用グローバルWiFi