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モディカ行きのバス

イタリア旅行7回目にして、ようやくシチリア島に足を踏み入れた私。

シチリア島は、イタリア半島部と、3㎞メッシーナ海峡によって切り離されている分だけ、違っている部分がありました。

一番違うと感じたのは、バスの乗り方です。

シチリア島のバスの乗り方が、特別に風変わりというわけではないですが、イタリア半島部とは、バスに関連する慣習が違いました。

これからシチリア島へ行く方や、次に自分がシチリアに行くときのために、覚え書きとしてまとめておきます。

シチリアのバス切符は車内で買えることが多い!

イタリアでは、バス切符は車内で買えないことがほとんどです。

乗車前に、タバッキや売店などでバスチケットを購入し、バスの中の刻印機に入れて、カチャッと刻印して乗車するパターンがほとんどです。

しかし、シチリア島でバス乗車する場合は、車内で切符を購入できるパターンが多かったです

この場合、日付入りのレシートのような切符が発行されるので、刻印は不要です。

シチリアのバスチケット

こちらは、パレルモからモンレアーレにバスで行った時のチケットですが、日付と時刻が印字されているため、刻印は不要です。

この点では、日曜など、売店のほとんどが閉まっている時に、バスの切符ひとつ買えずに苦労する、イタリア半島部のバス事情より便利でした。

また、運転手さんから切符を直接購入できるので、運転手さんが行き先を把握してくれて、到着したら、親切に教えてくれるというメリットもありました。

シチリア島でもバス内で切符を買えないこともあるので注意!

ただし、シチリア島でも、バス内で切符を販売していないことがありました。

パレルモの市バスや、アグリジェントの神殿の谷へ行くミニバスは、バスに乗る前に、売店でチケットを購入しておく必要がありました。

長距離バスはほとんど車内購入できましたが、市内移動のバスは、切符をバス内で購入できない傾向があったので、市バスを使う場合は、特に注意してください。

パレルモのバスチケット

こちらは、パレルモの市内バスチケットです。日付は入っていないため、バス内で刻印して使います。

また、長距離バスでも、バールやタバッキで購入すると、車内購入より割引になることがありました

バス乗り場近くにチケット売り場がある場合は、バスに乗る前に買っておいた方が、少しお得になるかもしれません。

シチリア島のバスは往復切符が安い

アグリジェント行きのバス

シチリアの長距離バスは、往復で切符を購入すると、大きな割引になることが多いです。

たとえば、パレルモ-アグリジェント間は、片道だと€9ですが、往復だと€14.2です。

ただし、気を付けたいのは、往復切符は当日のみ有効であることが多いです。

往復切符を購入する場合は、切符の注意書きをよく読むか、往復切符は当日往復以外にも使えるのか、購入前にスタッフさんに確認するようにしましょう。

シチリアのバスは遅延が少ないって本当?

シラクーサとパレルモをつなぐバスの車窓

シチリア島は、「鉄道よりバスでの移動がおすすめ!」と言われることがあります。

体験談として、「鉄道は遅れたけど、バスはほとんど遅れなかった」という旅行記を目にすることもあります。

たしかにシチリア島のバスは、遅延は少なかったですが、パレルモからアグリジェントへの長距離バスは、道路が工事中だったため、到着が大幅に遅れました(これはバスのせいではないですが)。

道路工事や、混雑の可能性を考えると、必ずしも鉄道よりもバスが正確とは言い切れません。私の場合は、鉄道の遅延に遭遇しなかったため、こう言えるのかもしれませんが。

いずれにせよ、シチリア島では、鉄道もバスも、旅程が大きく狂うような遅延はなかったです。

イタリア南部プーリア州のスド・〇〇〇線にくらべると、ずっと安心して使えましたよ!

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