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モディカに宿泊するならバッサ?アルタ?

モディカの夕景

モディカは、できれば宿泊観光したい町です。だって、モディカチョコレートを食べなきゃいけないし、モディカの町自体も、ゆっくり歩いて楽しまなきゃ!

パレルモでコッポラ帽のお店のお兄さんに、「え?モディカに2泊もしたの?プッ」と笑われましたが、いいんです。私めは宿泊をお勧めしますよ!

宿泊に便利なのは、バッサの、ウンベルト1世大通りに面したホテルやB&Bです。ウンベルト1世通りに宿泊すれば、バスターミナルも鉄道駅も徒歩圏内ですし、レストランなどのお店も多いです。

アルタは、坂道が多く、ショートカットになる道のほとんどは階段の道なので、スーツケースを持って上るのはとても大変です。

しかし、私はアルタの上の方にある、スーツケースを引っ張っていくのが困難極まったホテルに宿泊したのですよ…。でも、後悔は全然していない!なぜなら、ホテルが最高だったからです!

モディカで宿泊したホテル
Palazzo Failla

私がそもそも、それほど日本で知名度が高くなく、地球の歩き方にすら詳しく載っていないモディカに宿泊したのは、CREA Traveller (クレア・トラベラー) 2013年10月号で、リーズナブルな値段で宿泊できる邸宅ホテルを見たからなのでありますよ…。

モディカの邸宅ホテル

見てください!こちらは宿泊者の共同エリア。

節約(貧乏とも言う)旅行がメインの私が、こんなきらびやかなホテルに宿泊したのは初めてです(最初で最後などとは言わない。言いたくないッ!)。

イタリアでは、古い建物がよく保存されていて、貴族のお屋敷がそのままホテルに改造された、いわゆる「邸宅ホテル」と呼ばれるホテルがあります。

イタリアに行ったからには、邸宅ホテルも楽しみたいところなのですが、邸宅ホテルは日本円で1泊数万円するホテルばかりなので、今までなかなか縁がなかったんですよね。

オフシーズンの3月で、あまり観光化されていないモディカということもあってか、二人でツイン1泊€80で宿泊できました!

Palazzo Faillaの内装

モディカの邸宅ホテル

見てください!これが€80で宿泊したエレガントすぎるお部屋!

もーこれは、貴族気分ですよ。床のタイルは、何と古いカルタジローネ製の陶器製です。ところどころ欠けているところもありますが、それは古さゆえなのですよ~。

モディカの邸宅ホテル

天井なんかコレですよ!天井画にシャンデリア!どうしよう、こんな素敵な天井で眠れるかしらと思いましたが、モディカを歩き回りすぎて疲れていたので爆睡でした(笑)。

モディカの邸宅ホテル

こちらはバスルーム。写真に写し損ねましたが、シャワーボックスがあります。古い邸宅ホテルでは、お湯の出が悪いことがありますが、シャワーは問題なく、快適に使えました。

ちなみに、貴族の邸宅をそのままホテルに改装しているので、インテリアは一部屋ずつ違います。離れの別館には、ジャグジーバス付きの部屋もあるそうです。

Palazzo Faillaの朝食

このPalazzo Faillaは、朝ごはんも貴族でしたっ!本当に美味しかったです。今のところ、イタリアで宿泊したホテルで、ナンバーワンに美味しかったホテル朝食です!

モディカのホテル朝食

モディカのホテル朝食

ビュッフェ形式で、パンは食事パンと甘いパン、ハム、チーズ類も非常に美味しく、フルーツ、ヨーグルトもしっかりありました。

画像には写っていないのですが、用意されていたホワイトチョコ風味のケーキが非常に美味しくて、他の宿泊客と競い合って食べました(笑)。

カプチーノも美味しかったですが、ブラッドオレンジ(シチリア名物)のスプレムータ(生搾りジュース)が得も言われぬ美味しさでした。シチリアのどこのバールで飲んだスプレムータより美味しかったです。

朝ごはんは7時半からですが、もう少し早く食べたい場合は事前に伝えておけば、併設するバールで取ることができます。

バールの朝ごはんは、少しだけ料理の数が減るので、できれば朝食ルームでしっかり食べましょう!

Palazzo Faillaの立地

モディカのホテル

オフシーズンは、嘘みたいな値段でゴージャスな気分になれる邸宅ホテル「Palazzo Failla」の唯一の弱点は、立地です。

アルタの、かなり上の方にあるので、スーツケースを持って上るのは大変でした。

ですが、事前に連絡しておけば、バスターミナルまでは、無料で迎えに来てくれるみたいです。えへ。後から知りました。

もし宿泊する際は、事前にメールで、バスターミナルまでの送迎をお願いしましょう(現在でも無料かどうかはわからないので、確認して下さい)。

重い荷物さえなければ、バスターミナルから歩いていくのはそれほど大変ではなく、近道の階段などを使えば、歩いて15分くらいです。

モディカのアルタは、近道の階段がたくさんあります。身軽に動くならこの階段を使って、モディカの各見どころにもすぐに行けます。アルタの大聖堂には徒歩5分くらい、バッサの大聖堂には10分くらいで行けました。

鉄道駅は遠いので、タクシー利用がおすすめです。私はチェックアウト時に鉄道駅までタクシーを利用し、€15でした。一方通行の道が多く、タクシーで駅に行くには少し遠回りをしていました。

モディカでは自力でタクシーをつかまえるのは難しそうだったので、ホテルフロントに手配してもらいましょう。ちなみに、シチリアではよくあることですが、メーターのついていないタクシーが来たので、乗車前に運賃を確認しました。

ホテル周辺は、アルタの中ではやや開けている感じで、近くに郵便局があるので、ATMを利用したい人には便利です。

また、ホテルにはバールとリストランテ(やや高級)、すぐ近くには同じ経営のカジュアルレストランがあるので、食事の心配はありません。

Palazzo Faillaの星の数とスタッフさんの対応

モディカのホテル

「Palazzo Failla」は四つ星ホテルですが、それほど部屋数が多いホテルではなく、スタッフさんたちはフレンドリーで、温かい雰囲気です。

フロントでは、モディカの町の歩き方や、おすすめのお店など、親切に教えてもらいました。

朝食サービスをしていた男性スタッフさんは、非常に生真面目ですがとても有能かつ丁寧な対応で、私たちが朝食の準備の忙しい時間にチェックアウトしたとき、わざわざ立ち止まって見送ってくださったのが印象的でした。

ちょうど同じ時期に、スポーツの若者集団が宿泊していて、ラフな格好でホテル内にいたため、仰々しい雰囲気はありませんでした。

私のような、邸宅ホテルに慣れていない旅行者でも、気兼ねなく、リラックスして滞在できました。モディカに行くなら、ぜひ日帰りせず、この素敵な邸宅ホテルに宿泊することをおすすめします!

Palazzo Faillaの詳細確認と予約ができるサイト

Booking.com

エクスペディア

Hotels.com

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この記事を書いた人
辺獄
辺獄イタリア旅行マニア
イタリア旅行マニアで今まで9回イタリアに足を運んでいます。何度でもイタリアに行く自分のために、イタリア旅行のマニュアルを作成したのがこのサイトです。