イタリアツアーの旅程表を見ると、入場・下車・車窓という言葉をよく目にします。

わかるような、わかりづらいような、入場観光・下車観光・車窓観光の違い。それぞれどう違うのでしょうか。

入場観光とは?

コロッセオ内部

「入場観光」とは、美術館や教会、遺跡などを、中まで入って観光することです。

一般的に観光と言えば、普通はこの入場観光のことを思い浮かべるでしょう。

もちろん、観光の満足度が一番高いのは、この入場観光。中までじっくり堪能すると、印象に非常に残る観光地となります。

下車観光とは?

ローマのコロッセオ

「下車観光」とは、観光バスから降りて観光することです。

街並みや夜景、自然の風景など、入場する所がない観光地は、下車観光となります。

注意したいのが、教会や美術館などが下車観光になっている場合!

「入場」ではなく「下車」である場合は、中までは入りません。親切に「外観のみ」と書かれている場合もあります。

ちなみに美術館の観光が「入場観光」でなく、「下車観光」になっているときは、ほとんど無意味だと思います。私は、フランスの話ですが、ルーブル美術館の外観のみ観光をしたことがあります(笑)。

イタリアツアーでは、ローマのコロッセオが、入場まではせず、下車観光になっていることが多いです。

コロッセオの入場には、時間がかかる上に、入場料が高額なので、ツアーをなるべく円滑に進め、かつなるべく安く作るためには、コロッセオは外観のみの観光になってしまいます。

車窓観光とは?

オルチャ渓谷のヴィタレータ礼拝堂

一番のクセモノはこちら、車窓観光。

文字通り、車窓から見るだけ。つまり、観光バスで通るだけです。

窓際の席に座っていない場合や、道路が混雑している時は、窓からの景色が見えないこともあるため、ほとんど意味が無い場合もあります。

ツアーに、「そんなの観光とは言えない!」と言いたくなるような、車窓観光や、美術館の下車観光が記載されていることがあるのは、やはり、ツアー内容が豊富であるように見せたいからでしょう。

車窓観光は、動いているバスの窓から写真撮影するため、高性能のカメラを持っていないと写真撮影もうまくできないですし、むしろ撮影に熱中しすぎてバス酔いしてしまうこともあります。

画像は、私がオルチャ渓谷で「車窓観光」した、ヴィタレータ礼拝堂です。公共交通機関で行くのは難しい場所にある礼拝堂なのですが、いつかオノレの足で行きたい場所です!

余談ですが、今まで、一番無意味だった「車窓観光」は、ギリシャのコリントス運河。わずか23メートル幅の運河をバスで渡り、2秒で通り過ぎました(笑)。

ツアーパンフの入場・下車・車窓観光はしっかり確認を!

ツアーパンフ

ツアー内容が盛りだくさんに見えても、それが「入場」なのか「下車」なのか、「車窓」だけなのかを確認しないと、こんなハズではなかった…なんてことになりかねません。

特に注意なのは、ナポリ。ナポリはイタリア屈指の治安の悪さを誇る町ということもあり、安全のために、車窓観光になっているツアーが多いです。

ナポリを楽しみにして、ナポリ宿泊のツアーを選んでも、ナポリはバスで回っただけで、記憶に残らなかったなんてことにならないように、ツアーパンフを読み込みましょう。

(個人的には、ナポリは確かに治安が悪いですが、バスから一歩も降りられないほどの町だとは思っていません。詳しくはこちらの記事をどうぞ→「ナポリは治安が悪い」の実情。危険な地区は?安全のために注意することは?

また、通常だと入場観光であっても、注意書きに、美術館や教会が閉まっている場合は下車観光のみになると書いてある場合もあります。

美術館の定休日や、教会の閉まっている日を確認して、観光する日程と重なっていないか、チェックしておきましょう。

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